競女!!!!!!!!

TVアニメ『競女!!!!!!!!』公式サイト
今期開始第8弾。想像以上のバカだったw
原作未読。とりあえず物珍しさで見てみたけど、「ちゃんと18歳以上設定か」「ギャンブル対象なのか」「…うわー、馬鹿を本気でやっとる」と変な意味であきれているうちに一話が終わってしまった。物語としてはよくある美少女ギャグ系のスポ根アニメっぽいので、結局この尻相撲をどこまで「まじめな競技」として描き続けられるかが勝負だろうな。単なるエロの延長戦だけで描いてしまったら、多分何も残らない。まあ内容からして、1クール終わった後に何かが残るアニメでもないだろうけども。

文豪ストレイドッグス(8-11)

鼎戦が終わって平和シーンが続くまでは良かったけど、その後の対ロシア戦の展開が正直予想が出来ない。これまでは素直に異能バトルで正面対決というところだったものが、一気に陰謀戦がメインになって読者にも分かりにくくなってきた感じ。あるいは、推理好きなら分かる話になっているんだろうか。この当たりは、原作者と漫画家の意思疎通、そしてそれをどうやって読者に見せる(見せない)ようにするのかの技量がそのまま出てくるからなあ。
少なくとも「有名な作家名を使っているけど、どうやらその作品の大半は読んでいない説(ド嬢かよ!)」があるくらいだから、自身の技量次第になる部分はしっかりと展開して言って欲しい。

戦国機甲伝クニトリ(1)

戦国機甲伝クニトリ 1 (SPコミックス)

戦国機甲伝クニトリ 1 (SPコミックス)

あさりよしとおの新作を久々に気が付いたので購入してみた。オリジナルな話かな…と思ったら、戦国時代をあさりよしとおが色々アレンジを加えたものだった。まあらしいといえばらしいけど、もう少しオリジナルなものを見たかったかかなあ。でもあさり先生の作品はなかなか読めなくなってきているからなあ。

魔法少女育成計画

mahoiku.jp
今期開始第七弾。まどかフォロアーないしはリスペクト作品か。
原作未読・・・というか「なろう」作品の青田刈りなのか。なんというか申し訳ないけど、もう冒頭からまどかマギカの雰囲気が、見ている方としても作品の中からも感じられてどうにも居心地が悪い。コンセプトもまどかマギカ達にバトルロワイアルをやらせましょう、というのも第1話から見せてしまうのもつまらない。ということは、基本的にファンシー魔法少女達の相対&殺し合いっぷりを楽しむ?作品になるのかな。
いや、まあそれはそれでいいのだけど、作品独自の強さがないと、結局「まどかリスペクター」で終わってしまうだろうな、と。その差別化の一つが「魔法少女=少年」なのだろうけど、それはそれで今やテンプレートだしなあ。多分この二人の殺し合いか、片割れが死ぬのも確定だと思うし。果たしてそれが可能なのかは、現時点では正直なんともいえない。けど、今は失速要素の方が強いかな、と感じる。

信長の忍び

nobunaga-no-shinobi.com
今期開始第六弾。思ったよりまともなのか?
原作未読。五分アニメとは思わなかった。基本的に、大地丙太郎の忍者モノ、というだけでが見る理由だったので今後見続けるかどうかは内容次第。ただ「生きることが忍者の務め」と言わせたのは思わず関心。忍者の本業はまさにその通りだけど、なんか死ぬことが優先する忍者像の方が多くて意外にこの手のセリフは聞かないんだよね。まあサクッと見てクスッとさせてくれる作品のようなので安心して見続けられるのではないかと。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

g-tekketsu.com
今期開始第5弾。相変わらず鈍器最強。
第1期視聴済みでファン。ロボ戦より人の動きが気になる珍しいガンダムの第二期。第1話としては問題なし。クーデリアさんは、第1期の少女らしさが抜けて大人の女性の風合いが出てきたのが個人的にはとても嬉しい。最後まで死なないといいけど。この作品は軍隊でもなくゲリラ部隊でもなく、一商社(闇社会だけど)のPMCみたいな立ち位置なので、正直最後にどう着地するのかが想像しにくい。組織(鉄華団)としての勝利なのか、ミカたち主要メンバーの生存率の勝負なのか、はてまたテイワズという組織乗っ取りなのか、あるいはギャラルホルンとの全面高そうなのか・・・。だからこそ先が楽しみとも言えるのだけども。
でもまあ、やっぱりオルガは途中で死ぬんじゃないかなあ。後釜がミカとも思えないけど。

終末のイゼッタ

izetta.jp
今期開始第四弾。今回のミリタリー枠。
想像以上にWW2当時の時代を被せている設定に驚き。ストウィチからガルパンに至るミリタリー描写の精緻さもしっかり反映されていることも驚いた。スツーカの爆撃シークエンスはちゃんとアームを延ばしていたし、II号かIII号戦車の履帯はしっかり回っていたし。CG製作はOrengeという会社らしい。どういうところかと実績を見てみたら、ほとんどがSFやファンタジー系作品が多くて、リアルミリタリーが少ないなあ…、と思ったらしっかりとガルパン劇場版も手伝っていた(苦笑)。それのノウハウが生きているのかもしれない。まあ、第1話だから予算度外視で視聴者をつかむ必要があるという事情もあるのだろうけども。クレジットを見ると「月刊パンツァー」とか「Worgaming Japan」とかも並んでいたので、そちらの監修もあると見ていいのかな。この両者がいる以上、ミリタリーの出番はこれでおしまいというわけでもないと思うし。
…というか、こういう面々が日本のアニメに協力しているところを見ると、本当にガルパンはミリタリーアニメ・ホビー・ゲーム業界に大きな影響を与えているんだな、と別の意味で感心する。月刊パンツァーなんてくっそまじめな戦車月刊誌で、特集戦車が「なぜか」ガルパン登場戦車と同じということをやっているのに、ガルパンの文字はほとんど出さないというくらいだし(苦笑)。
作品自体はまだよくわからない。第1話をみると萌えミリのようにみえるけど、戦争自体はしっかり描写してくれそうで期待はできそう。キャラ描写は結構好みだけど、しょっぱなから男性モブキャラがバンバン消えている上、ラストシーンが百合臭が漂ってきているので「やりすぎは勘弁してくれよ~」というところだろうか。海外制作会社(中国系多し)がかなり数多く入り込んでいるし、アジア系制作会社の実力もどんどん上がっているので資金面さえどうにかなれば最後まで良い品質を維持してくれると期待している。今季スタートのストウィチと設定的に被りそうなところもあるけど「キャラ萌えはストパン、ミリタリーはイゼッタ」みたいな評価になるといいな、と個人的には思う。