艦これ・秋イベント「発令!艦隊作戦第三法」

珍しく早くに終了。
E-4乙。前半、後半ともとにかく突破が大変だった。ともにボスマスまで届けば何とかなるけど、そこに至るまでに大破撤退が頻発。結局は運任せだった。丙にしていれば楽だったんだろうか。
E-5丙。時間も資材も不安だったので(時間は結局週末まで延期したけど)、丙で突入。ギミックが複雑で頭を抱えたけど、攻略サイトを見ながら一つずつ確認。結局はスタートギミックのみであとはどうにか力押しでクリアできた。プリンツと酒匂の特攻が助かった。
トータルで、ドロップ艦は山風と嵐。E-5では目新しい艦はゲットできなかったが、まあクリア第一だから良しとしよう。

艦これ・秋イベント「発令!艦隊作戦第三法」

E-3までクリア。正直今回はプレイ時間があまり捻出できそうにないので、クリアを主眼に進めることにしている。いつものように、選考舞台の皆さんの情報を下に進めている。
・E-1甲
プレイし始めて数年経って、ようやく高レベル艦もそこそこ増えてきた影響か、思ったほど苦労せずにクリア。
・E-2乙
潜水艦がお勧めと聞いたが、平均レベルが90あれば、と聞いて断念、蒼龍飛龍を中心においた編成で普通に進めた。ボスマスまではたどり着くものの、旗艦にダメージが与えられないこと多数で頭を抱える。結局、航空支援と全力決戦支援を回し、最後は運よく蒼龍の爆撃隊がボスを直撃して轟沈。運が良かった。
・E-3丙
乙も考えたが、今回のプレイ時間は厳しいことも分かっているので素直に丙でプレイ中。ギミック解除なしでも順調でクリア。運よく山風のドロップ。
明日から最終日までなら、なんとか全面クリアできるんではないかと。

劇場版艦これ

アニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」公式サイト
低すぎるハードルを越えた価値はどの程度あるのか。

詳しいネタばれをする気はないけど、気になる方は映画を見てからの方がよいです。
正直テレビ版の出来が酷かったのでレンタル落ちで見る程度と思っていたが、ネットでそれなりの評価が回ってきたので、気が変わり立川シネマシティで席を取って見に行った。結論から言えば、「テレビ版よりマシ」だけど「劇場アニメとしての出来は特に特筆すべきところはない」という感じ。
「戦闘シーン”は”よい」という意見はその通りだと思う。筆舌に尽くしがたい描写だったテレビ版と比べればはるかに良くなった。これは他の方もネットでつぶやいているけど、これをテレビ版でやって欲しかった、というのは偽らざる本音だ。また、嫁艦が出ている提督なら、劇場に足を運んで大画面で愛でるということは十分可能であり、正しいファンムービーにはなっている。まあ現在本家で登場している艦数に比べて圧倒的に少ない(大量の台詞なしモブ含んでもなお)ので、需給バランスが取れているとは思えないけども。
ただ同時に、そのネットの意見では「テレビ版でこの戦闘シーンをやってくれれば」はあったが、「さすがは劇場版だ」という感想がほとんど見られなかった。ということは「テレビレベルとしてはクリア」したが「劇場版品質には至っていない」と見た人が無意識のうちに判断しているともいえる。
そしてそれは戦闘シーンだけではなく本編全体にもいえると感じる。劇場のためのスペシャルではなく、あくまでテレビの続き。そして品質の比較対象があのテレビ版だ。そりゃよほどの馬鹿をしない限りは「良くなった」という言葉しか出てこないはずだ。そこにファンとしてのバイアスもかかるので、尾ひれも付いてしまう(これはどうしようもないことだけど)。
では物語としてはどうか。個人的には「まああきらめてたけど、やっぱり駄目だった」としか言えない。演出や見せ方のダサさ、物語が破綻をぎりぎりしないレベルでパッチワーク状態、そしてどう考えても蛇足にしか見えないラスト。いや、なんなのこれ、と。悲劇でも喜劇でも良いけど、全然違う意見の内容を妥協の産物で無理矢理パッチワークしたようなものは作って欲しくなかった。
たとえば演出面で言えば、映画冒頭の第一次ソロモン海戦を髣髴とさせるシーン。あそこのテロップの出し方が死ぬほどダサい。正直「うわ、気持ち分かるけどもっと盛り上げる見せ方、フォントはいくらでもあるだろうに・・・」と顔をしかめてしまった。その後の戦闘シーン(妖精さんも含む)は結構気に入ったけども・・・。
そしてそれに続く「劇場版としての物語」がまたひどかった・・・。キーとなる艦娘を軸にして物語を回そうとした意図は分かるんだけど、そこで出てきた展開がアレってのはあまりにお粗末過ぎないか。しかも原因も理由も良く分からないまま、言ってみれば「いやボーン」的な強引さで勝手に物語に幕を引く。さらにその時に視聴者の涙を誘うシーンを作っておきながら、その余韻に浸るまもなくED後にあっさり回収。脚本を書いた両名に言いたい。誰のために本を書いているのか、と。お客様を楽しませるために映画を作っているんでしょ?これはどう考えても「自分が見たい物語で、自分で幕を閉めたい物語」でしかないじゃないか、と。ファンは、あなたの作った物語の枝葉末節を恵んでもらって楽しめば良い、ということにしか感じられない。だから「劇場版艦これ」という作品は、アニメ映画作品としてみるならば「最悪ではないが良い作品でもない。十把一絡げの一つに入る程度」というのが個人として感じる評価だ。(アニメ版としての考察論議で公式回答の一つにはなった、という点では評価せざるを得ないだろうけど・・・)
公開2-3日目、立川シネマ極上爆音のaスタ。特典配布は終了している朝一番の上映となれば、当然熱心なファンばかりだ。席の埋まり方は8-9割でこれは十分合格点(一年経っても土日は席が埋まったガルパンと比較してはいけない)。そういう状況で、終演後にあがった拍手は明確に一人だけ。つられてもう一人くらい叩いたけどあとは反応なし。もともと上映後に拍手をしてたたえる風習は日本ではまだまだ根付いていないけど、オタク向けアニメ映画ならある程度やる人も広がっている・・・にもかかわらず、本当にたった二人だけの拍手で終わってしまった、という所は、率直にこの映画の評価がでているのではないか、とも思う。

この世界の片隅に

konosekai.jp
評判になっていたので見てきた。うん、これは一度見た方がいい。
のん(能年玲奈)が主人公の声を当てていると知ったときは「なんだ、結局知名度だけの素人を釣りにしただけか」と斜に構えていたんだが、実際作品を見てみると信じられないほどに主人公のすずさんにマッチしていたことに本当に驚いた。これが訓練の賜物なのか、あるいは素なのかは知る由もないけど、少なくとも本作では正しいといえる。
作品としての最大の驚きは「戦中を描く方法論にはまだこういうものがあったのか」だった。戦争をやっていても、本土にしてみれば遠い話。日常生活で徐々に困窮してくる物資によってそれを感じるけども、生死に直接かかわるものでもない。時折飛び込んでくる空襲警報ですら日常化してしまっている。すずさんにとって、戦争を肌身で感じたのはあの「空襲の後」で失われたことがほとんどではないだろうか。原爆投下ですら、直接当事者でなければああいう形になる。これは「はだしのゲン」が原爆被災後に比較的無事だった江波に移り住んだということにもかぶってくる。そういうものを感じられるだけの幅が本作にはある。当時を知るお年寄りからの評価すらとても高いというのがその証拠だろう。日常を描くことの大事さでもある。
にしても、これで「この世界の片隅に」→「はだしのゲン」→「仁義なき戦い」という広島風近現代史ができてしまったのはどういう因果だかw

今日は一日"吹奏楽"三昧リターンズ

www4.nhk.or.jp
先日のブラバン三昧みたいな感じかな~と思っていたけど、外出先でラジオで聞くのと、自宅で腰を据えて聞くのとでは全然違った。昨今の全国大会レベルの曲をじっくり聞いたけど、ここまでレベルが上がっていたとはなあ。特に中学の部の上磯中学の演奏…あれはいったいなんだったのか、と。中学と聞かされて耳にしても、全然信じられないレベルだった。どうなってるのよ、今の吹奏楽の全国レベルは(苦笑)。
こっそり楽しみだった野球応援ソング。今回は習志野の応援歌が熱くてよかったわ…。そして多くの三昧に一回は登場するアニソン枠は、当然のように「響け!ユーフォニアム」…ただし、第2期エンディング「ヴィヴァーチェ」の吹奏楽アレンジが来るとは(しかも完成したのが数日前…)誰が予想したか。粋なことやってくれる。
昨年の文化の日が「ブラバン三昧」だったので、来年の今日はその当番回になるのかな、と思ってみたり。

だがしかし(4-6)

ショートエピソードが増えてきたなあ。まあリアルなお菓子商品あっての作品だから致し方ないのかもしれないけど。ほたるとのラブコメ展開が見えてきたということは、それ以外のねたが広げにくくなってきた証拠というのは考えすぎだろうか。というか、そもそもほたるさんって社会人なのか大学生なのか・・・。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(9-10)

本人の意向はどうあれ、つるむ(というか彼女の生態を理解してくれる)友人が出現したというのは非常に強いことだと思うんだけど、底に発想が至らないのがこじらせ過ぎた喪女の発想ってことなのかな。とはいえ、少なくともこれまでの巻に比べれば孤立感はだいぶ薄れてきているし、物語自体も弟いじりの方向でエピソードが作られるくらいになってきたから、彼女本人由来の痛いエピソードは減少傾向になってきたのかもしれない。・・・ということは、本作の終わりも近いということでもあるけど。まあ卒業までは続いて欲しいな、というのが正直なところ。(たぶん改善はされてないのだろうけど)