閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-

今期開始枠。あー、予算すくねー。
原作プレイ済み。とはいえ、正直なところかなり出来はひどい。エロメインなのはわかり切っているけどそれにしてもキャラに色気がなくて「とりあえず尻と乳をほうりだしときゃいいんだろ」的ないい加減さが透けて見えてどーにも…それに謎の光が仕事するからなおさらねえ…。(AT-X盤は未確認だけど、一応こっちは光は消えているのかな?)
正直なところ、もうちょっとシリアスかエロにしっかり方向定めた方がいいと思うんだよね。それこそ退魔忍シリーズみたいに徹底的にシリアスにして、ミスった時の凄惨さで落差を見せるやり方の方が作風としては正解だと思う。実際、ベースとなったアクションゲームはかなりちゃんとできているし(初代なんてエロ抜きでめちゃめちゃはまった)、スマホゲーのSHINOVI MASTERの出来もまあそんなに悪くはない。それだけにアニメの出来のいい加減さが目について残念でならない。

とある魔術の禁書目録III

toaru-project.com
今期開始分。まあいつも通りか。
原作未読。正直なところ、このシリーズは惰性で見ているとしか言えない。色々凝った設定は毎回仕掛けているけど、結局それをひたすら語っても最後は男女平等パンチでクリアされてしまうので、エヴァのアスカじゃないけど「無敵の上条さんがなんとかする」だけになってしまってどんなに物語をギミックしたところでワクワクがない。じゃあなんで見ているのか…うーん、なんだろう。アニオタとして1つくらいはメジャーどころを見ておこうという程度の意思なのかな。

RErideD-刻越えのデリダ-

rerided.com
今期開始枠。SF枠…というより安倍さん枠やね。
オリジナルなのかな?正直内容よりも安倍吉俊さんのキャラデザという一点で視聴を決めてたからSF枠だったのは意外だった。とはいえ今時貴重なSF枠。大事に見ていきたい…けど、ちょっと時間シフト系が発生しすぎて物語が少し不安にはなっている。なんというか…重い設定にしたいけど、作風がそれを追い切れていないというか。灰羽lainレベルの重さが欲しいわけではないけど、せっかく安倍さんをシリアス枠で使っているんだから(ギャグ枠だと糞先生とかになるけど!)そこは生かしてほしいな、というのが正直なところ。

アイドルマスター side M 理由あってmini!

今期視聴分。まあこんなもんでしょ。
原作少しだけプレイ。アイマスシンデレラガールズのミニ劇場枠なので特にコメントなし。できればフル盤の続きをやって涼ちんエピソードが見たかったんだけどね…そこに876プロの話が出てくればうれしいけど。とはいえ、大食いネタに765のお姫ちん(らしき人)が出てきたから期待してもいいのかな。

ゴブリンスレイヤー

今期開始分。TRPG好きには色々楽しい。
原作既読。もともとTRPGをネタ(半ばリプレイ?GM泣かせやな…)にしているせいか、かつてD&DやSWで楽しんだ身としては非常に面白い。エロゴア表現については賛否あるだろうけど、ゆるゆる俺様無敵ファンタジーがまかり通ってる今の日本のファンタジー作品市場にはこれくらいのカウンターは必要ではないかと思う。実際、D&DのLv.1魔法使いなんて、下手しなくても「体力1」ってことはざらだしな。現時点で5話まで終わってるけど剣の乙女を先にやるのがちょっと驚き。個人的にはゴブリンとの市外集団戦の方がアニメで見たかったからなあ…。最後の大取として残しているものと期待したい。

Gのレコンギスタ

過去作視聴(2014)。青春旅行記
色々な意味で話題があってスタートし、終わるころには話題にすら上らなくなった作品と記憶していたけど、実際に見てみるとさにあらん。冨野監督の思想はそれなりに出ていたと思うけど、今の時代には適応できていない…。まあ冨野監督の場合は「視聴者に合わせる」じゃなくて「自分の考え方を理解できるよね?」というスタンスだから致し方ないのだろうけど。
久々の冨野ガンダムを見て思ったのは、「キャラクターの多くが自分の言いたいことを叫んでるだけで、コミュニケーションは行っていない」ということだ。行っているように見えたシーンは、たまたま歯車があった程度の感覚だ。あとは「思ったより死ななかったなあ」というくらいだろうか。
ガンダムの過去作をほうふつとさせるシーンやアクション、MS、土地が出てきていたのは、ある意味∀ガンダムっぽくみえた。実際の時代設定がどうなっているかさっぱりだけど…「宇宙世紀」という言葉が残っていたりジャブロー基地が朽ちているとはいえ残っているところを見ると、∀よりはずっと宇宙世紀に近い気もするけど兵装が妙に高度化しているのがまた変な感じ。まあ、こういうのは悩んだ方が負けかもしれない。冨野監督のことだから適当に言っているかもしれないし。

アンゴルモア元寇合戦記

原作未読。七人の侍をやりたかったのかな。
主人公は最終回で死ぬものと思っていたので、あのラストはちょっとばかり驚いた。というかなんとなく頭に描いていた生存予測が片っ端から外れてた(笑)。時代設定が源平時代というのはかなり希少という点、突飛とはいえ変に主人公側に有利にすることなく最後まで描き切ったのは、「狼の口」を思い起こさせて気に入った。
さて原作者はどこからこの物語のアイデアを得たのか、それが個人的には気になった。最後のナレーションに「流人が戦った、とあるだけである」とあったけど、それが実際の文書にそう残っていたのであれば、そこからここまで話を膨らませるのは面白かったろうなあ。