ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜

druaga-anime.com

今期終了第15弾。最近にしては幸せな作品だったと思う。
ラストのカップリングについては色々意見もあると思うけど、それを含めて原作者・制作スタッフ・視聴者がみんな幸せになれて楽しく見ることができた作品と思う。シリアスとギャグの切れ目がきっちりしていて、制作者側もきちんと意図して作っていることもよく見える。なにより、視聴者へのサービス精神がはんぱない・・・エロだけじゃないよ、念のため(笑)。あと前作に引き続き、生死についても冷静なまでにしっかり書き込んでいたのも良かったと思う。一応「常春の館」でフォローはしていたけど「しょせん死者は死者だ」というラインはきっちりと守っていた。ファンタジー作品なのにご都合主義の復活劇がない、というのはけっこう珍しいかもしれない。
制作面で言えばCGを多用していることを除けば、じつはかなりオーソドックスな作り。ただ、それを丁寧に作っていた結果、ここまできっちりと作ることが出来たのかな。財政的事情でDVDorBRの購入予定はないけど、エキストラエピソードが追加される巻があったら、買ってみるかもしれない。
楽しい作品をありがとう。

鉄道むすめ〜Terminal Memory〜

「本屋断ち」していたのに、気の迷いで入り込んでしまって衝動買いしてしまった一品。鉄道むすめのフィギュア自体は造形があまり好みでなかったのでいくつかつまんだだけで興味があまりなくなってしまったけど、企画自体は好きなのでこういうのもアリかなと思う。
内容は「鉄子の旅」の鉄道むすめ版・・・という感想。鉄道に興味がない作者が編集者と一緒に実地に行って取材するところはほぼ同じ。ただ、このマンガはその体験を元にして、鉄道むすめに出てくるキャラを主役にしてマンガを一本仕上げていること。ドラマ版鉄道むすめにも近いかもしれない。
でもまあ、なんか選んだ線が「銚子電鉄」「三陸鉄道」「広島電鉄」と、なんともまあ微妙に主流から外れている感じが。まあわざととは思うんだけど。完全にギャルゲ絵タッチ(あまりくどくはないけど)なので好き好きもあるだろうな。でも内容は取材のせいかもあってか、けっこう落ち着いたものになっているので、鉄道むすめグッズの一つとして、働く女性マンガの一つとして手元に置いておくのも悪くないと思う。
(追記5/13)
こちらからトラックバックをいただいた。萌えマンガ系にも理解のある純粋な「鉄の方」のご意見であり、歴史をふまえての内容はなかなかに読み応えがあるので、是非ご一読を。・・・と思って、良く見てみたら、コミケでメイド研究本を購入させていただいている「MaIDERiA出版局」の所じゃないですか!毎回、コミケにてこちらとspqr(ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん)のメイド研究本を買うのが非常に楽しみなんですが、まさかこんなところでリンクが発生するとは。嬉しい限りです。

XBOX360版 電脳戦機バーチャロン オラトリオタングラム

Xbox 360:電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム公式ウェブサイト
16:30頃から配信開始。アーケードやDC、サターン時代と同様に相変わらず弱い俺だけど、約10年前のソフトでここまで盛り上がれるとは流石に思わなかった。映像も遜色ないし、20戦ほどしても未だにラグは体感されず。こりゃ、セガはいい仕事したわ。
それにしてもネット対戦やって思ったけど、うまい人はパッド操作でもうまいねえ・・・。使い方分かってるよ(一部自作ツインスティック使っていそうな人もいるけど)。あとは、どれくらい売れているか、だなあ。ここである程度の数字が出せれば、バーチャロンの新作にもつながってくるんだろうし。