ハードディスク故障→死亡

とまあ、そんなわけで。実は半年ほど前からちょっとずつ妙な様子があったんだが、本当の意味でのクリティカルなデータは入っていなかったこともあり、ダビング等の措置は「今度でいいや」と後回し。で、突然「トカカカカカ」という凄まじい物理障害音が発生。HDD自体をケースから取り外して別の方法で接続もしてみたけど、そちらでも駄目だった。「HDDは消耗品」「いつ壊れるか分からないから注意」というのは自分でもしっかり認識していたはずだったんだけど、まさにコノザマ。「言うだけならタダ」「やるやる詐欺」を自作自演してどーする。
失ったデータの大半は、「途中までプレイしたきり放置中のPCゲーム」「各種同人ゲーム、同人画像」「取り込んだDVD動画」だったので、そう言う意味では被害は小さい。どれもやり直しがきく。ただ…一時的のつもりでまとめて移動しておいた「デジカメ撮影画像&動画」が全滅。一度見たっきり、再び見直すことがほとんど亡かったとは言え、正直これだけは復活させたかった。*1無念なり。

タイムリー GROOVY HDDをUSB IDE接続3.5/5.25

タイムリー GROOVY HDDをUSB IDE接続3.5/5.25"ドライブ専用 UD-301S

サルベージ用に購入したツール。残念ながら努力は実らなかったけど、これの利便性は実感。非常に使いやすい。

*1:一瞬だけ専門サルベージ業者も考えたけど、どれもまったくお安くないのですぐにその判断を捨てた。

初音ミク -Project DIVA-

SEGA feat. HATSUNE MIKU Project | 初音ミク×セガ プロジェクト 公式サイト

初音ミク -Project DIVA- wiki - トップページ
一般のゲーム企業が全力で「同人ゲー」を作ったらどうなるか。その結果がこれだよ!そしてミクの「せ〜が〜」に震える。
実際の開発はセガ内製ではなく外注みたいだけど、よいところを見つけたと思う。初音ミクその他ボーカロイドコミュニティのことを良く理解した上で、余計な手を入れずに様々な欲望を素直に反映させたゲームと思う。やっていることは別にここで書くまでもないことなんだけど、俗に言う『判っている』仕様と言える。エディットモードは、さっそくニコ動等でも上がっているし、ネットコミュニティの間でデータをやりとりする方法も発見されている(これで友達がいない人も安心さ!)。このエディットモード、考えた…というか決断した人は凄いと思う。つまり「mp3音源」さえあればいくらでもゲームを増強できるわけなのだから。ゲームに入っていないボカロ過去曲も、これから生まれるであろう曲も、ボカロと無関係な曲も、全部ミク達に踊らせてゲームにすることが出来るのだから。
個人的に嬉しいのは、初音ミクだろうが外注だろうが、随所にセガっぽい「馬鹿なところ」「喧嘩を売るような超絶難易度」なんてのが転がっているところ。個人的には、この空気は「スペースチャンネル5」とか「セガガガ」に連なるもののようにも思える。シンプルだけど、プレイしていてとても楽しい*1。少なくとも、ニコニコ動画やPixivでボーカロイドを楽しんでいる人ならば、買って損はない。逆に「よく分からないけど、キャラ&音ゲー?」程度ならば買うだけ無駄。今度発売されるDQ等に回した方が良い。
で、ひとまずNormal/Greatレベルの全曲を解放した段階での経験則。

  • Greatを目指すなら、他はいいのでチャンスタイムのコンボだけは落とさないこと。余裕があれば、チャンスタイムの手前からコンボをつなぐ形にすればより良し。
  • 判定基準は後ろ寄り。ちょっとでも早いとアウトだけど、少しくらい遅れても間に合う。なのでほんのちょっと遅くなる感じでプレイすると良い。
  • テンポの良い曲でリズムに乗るとどうしても"前押し"気味になるので、そう言うときこそ冷静になること。
  • ただプレイしていて「動画が重い?」と思った場合のみ、ジャストタイミングを狙う。プログラムの判定が遅れ気味になる可能性があるため。
  • プレイ中は絶対に背景を見ようと思わないこと。全画面をボーっと眺める感じで、ボタンマークの場所だけを確認する。

それにしても、ネットで目にした「初音ゲー」が「初音・ゲー(はつね・-)」と「初・音ゲー(はつ・おと-)」の両方で扱われているのは、偶然とはいえ面白い現象と思う。

*1:ミクルームアイテムに「マスターシステム」が出たときは大いに笑った。

児ポ法案、自公と民主で歩み寄り?

こちらは色々ヤバイ展開に。実際に成立にこぎ着けるのかは判らないけど(読売新聞は"飛ばし"たけど、他紙は"協議"まで)、自民案ベースで展開されるのであれば極めてまずい。
現在の論議(特に自公案)を見ると判るけど、すでに「被害児童をどう減らす、どう救済するか」の議論はほとんどのひとがやっていない。やっているのは「どうやって"犯罪者"と"犯罪者となるかもしれない人"を増やすのか」というひどい論議になっている。「児童を守るために、創作物規制」なんてのは手段の目的化にしてもひどすぎる。『アニメ・漫画・ゲームの規制の緩さが、児童向け犯罪の増加に貢献している』なんてデータは、未だ推進側からは一切出ていない(少ないというデータならある)。
戦前に発生したエログロナンセンス」から「治安維持法」につながる思想・信条規制あるいは統制とまったく同じ論議が発生していることを、マスコミは一切報じていない*1。これは大げさでも誇張でもなく、先日の審議会その場で、警察官僚が「それを大いに是認し、国民は粛々と従う義務がある」旨の発言をしているのだから。
もう、「ロリヲタ」「キモヲタ」とかいう議論は終わっていて、どうやって国民の思想を統制するのかという議論になってしまっている、その事実だけでも認識して欲しい。自分にまったくそのつもりがなくても、誰しもが簡単に犯罪者に仕立て上げられるシステムを作ろうとしているんだから。

*1:マスコミ側は懐柔済み、もしくはネット規制が条文にあるから推進支持ということなのだろう。