トクサツガガガ(5-8)

トクサツガガガ 5 (ビッグコミックス)

トクサツガガガ 5 (ビッグコミックス)

トクサツガガガ 6 (ビッグコミックス)

トクサツガガガ 6 (ビッグコミックス)

トクサツガガガ 7 (ビッグコミックス)

トクサツガガガ 7 (ビッグコミックス)

トクサツガガガ 8 (ビッグコミックス)

トクサツガガガ 8 (ビッグコミックス)

毎回ネタ出しが大変そうだなあと思いつつも、各方面のオタクの心の琴線に(良い方向で)触れるエピソードが多くてうれしい限り(わたモテと逆の意味で)。日朝特撮アルアルだけでなく、ついにゴジラ級のネタまで手を出し始めたか。
この作品の何がすごいって、色んな特撮ネタ用の作品を全部オリジナルで処理していること。勿論、古今東西の特撮作品のオマージュであることがほとんどだけど、その作品のアウトラインだけでもちゃんと設定しておかないと、いつか話しに破綻をきたす。てことは、トクサツガガガの本編を執筆していると同時に、作品内作品の執筆を行っていることでもあるわけで・・・そりゃ大変だわ。

ろんぐらいだぁす!

anime-longriders.com
今期開始第11弾。もっとギャグよりかと思った。
原作未読。とりあえず興味本位で見てみたけど、けっこう堅実なつくりをしていて驚いた。それに自転車CGがガチンコだったし、2Dキャラとの組み合わせも(まだわずかにずれはあるものの)かなり頑張っている印象だった(ブレイブウィッチーズCGの惨状を見た後だとなおさら)。多少百合臭はするものの、極端ではないみたいだし。ノーマークだったけど、もしかしたら気に入る作品になるかもしれない。

エッシャー展

エッシャー展~視覚の魔術師~
知り合いが見に行って「良かったよ」とのことだったので見に行ってみた。もとより、エッシャーのだまし絵の原本を見ることができるなら、その機会は外すべきではない。場所はそごう美術館。そごうの中に常設されている美術館。面積はそんなに大きくはないけど、遮音もしっかりしているようで展示品に集中することができた。
で、結局のところ、有名作品の展示以上に、エッシャーがそれを作るに至った作品群の方がはるかに面白かった。いわばあの有名作品は「最後の答え合わせ」であり、それまでの「計算数式経緯」はさほど知られていなかった(少なくとも自分はほとんど知らない)。それを時系列ごとに作品を並べることで、非常に理解しやすい展示になっていた。「ああ、なるほど。この流れであれができたわけね」とスッと理解ができるのだ。
それにしても驚きは、あの作品群の大半が「木工版画」であったことだ。てっきり、銅板エッチングとかでやっていたと思ったのに、あの繊細な線が全部木版画ってどういうことよ、と。会場にはその疑問にこたえるかのように、版木原板も展示されていて、確かにそれを見ると間違いなくここから刷りだしていることが見て取れる。それゆえに、なおさら驚くというわざるを得ない。どんだけ繊細だったんだ、エッシャーさん。
とはいえ、1点ずつじっくりと眺めていたせいか、全部を眺めるのに3時間前後かかってしまった。知り合いは1時間くらいで見たといっていたから、かなり時間をかけすぎてしまった(本音を言えば、もっともっとゆっくりじっくり眺めていたかった)。