涼宮ハルヒの憂鬱「射手座の日」「ライブアライブ」

涼宮ハルヒの憂鬱 1 限定版 [DVD]

涼宮ハルヒの憂鬱 1 限定版 [DVD]

溜まっている(というか溜まりすぎ)アニメ消化のハルヒ編。幸か不幸か両方とも非常に面白かったので一気見の醍醐味大あり。今回ばかりは溜めていた自分に感謝。細かい考察やら分析やらツッコミやら長門ヒロイン決定やらはすでにあちこちで語られすぎているので省略。基本的にどれも同意だし*1。困ったときのDOSプロンプト頼りは、プログラマでなくとも当時MS-DOSをちょっとでもいじった人ならみな共感したろうし。文化祭は・・・ああ、またステージに立って演奏したい。
それにしても、この2話だけでも原動画枚数と音のタイミング合わせ、表情・口や指の動き、一つ一つの物体の動きに対する周囲の反応描写といい、背景やモブ、コンサートシーンの運指やら汗に張り付く髪の毛*2・・・「これだけの物を作るために、どういう予算管理がなされているんだ?」というのが非常に不思議。元が人気小説ということもあって一定の予算は確保できるのは当然だろうけど、アニメ制作そのものは当然の如く放映前から進んでいるはずなので、当然事前に提示された「アニメ制作に渡せる総予算」ってのは見えているはず。いかな京アニと言えど、その枠を大きく外れた制作をすれば「人気は出たけど会社は大赤字>給料未払い>倒産」なんて暗いスパイラルが待っているわけだから、これだけのことをやってもコストダウンが可能なシステムが社内で構築されているのか、企画段階からかなり下駄を履かせた仮見積を提示して丸ごと通ったのか、DVD販売利益の幾ばくかが流れてくるような権利をもらっているのか・・・。信用度だけで言い値がゲットできるとも思えんし。日経ビジネスか日経キャラクター辺りで取材してくれんかな。参考にしたい。

*1:SF&軍隊用語がちゃんと使用されていると思ったら賀東が噛んでいたので妙に納得・・・暇なのか、賀東さん

*2:中の人の歌も妙にうまかったけど・・・これ素なのか?加工済みなのか?