きくち正太の作品は好きだが、「きりきり亭のぶら雲先生」シリーズはあまり読んでいない。別に嫌いというわけではなくあまり読む機会がないということと、最近の
きくち正太作品はどれも似たような傾向なので、全部のシリーズを追う必要もなかろうという判断があるからだ。とはいえ、この「きりきり亭の〜」外伝は存在を知らなかったので購入。内容としてはいつものきくち作品なんだが、なぜか
小江戸川越ネタがあったのでそれだけで満足。にしても、どうこう言っても骨董の世界は金次第なんかねえ・・・。良い物には糸目をつけず、金額の大小を気にせずってのは分かるけど、とどのつまり行き着く先は「お金」になってしまう。そりゃオタ趣味でも金は使うけど、軽く数十万〜数百万の世界はなあ。