チョコレート効果 CACAO99%

株式会社 明治
パッケージに思わず目が行ったため購入。何よりパッケージ正面に書いてある警告文「!非常に苦いチョコレートです。お口で少しずつ溶かしながら、又は甘い飲み物と一緒に召し上がることをお勧めいたします。」が心にヒットしたため、72%だの86%だのは最初から無視。
食して一つの真理にたどり着く。「ほとんどの人はチョコレートが好きなのではない。チョコレート風味の砂糖菓子が欲しいのだ」と。いや、実際砂糖が全く入っていないというただ1点のみでここまで変わってしまう物とは思わなかった*1。よく言えばカカオ100%の独特の風味、悪く言えば土か泥を口に含んでいる感じ。看板に偽りなく極めて苦い(しかもかなりの時間口に残る)のだが、一緒に食べたものの味を際立たせてくれるというのも事実だったので、そういう食べ方が正解だと思う。もちろん、このビターすぎる風味も捨てがたいところではあるけど、これは「ラーメンに香辛料をどんどん入れ始め、最後は唐辛子ペーストスープに麺が浮いている激辛ラーメン状態に」というものと同じだと思う。ちなみに、同僚の女性曰く「カレーに入れるといいかもしんない」とのこと。試してみよう。

*1:それだけ、これまでチョコレートの味を考えてきたお菓子メーカー研究開発陣の努力には脱帽する