もやしもん(1〜4)

もやしもん(1) (イブニングKC)

もやしもん(1) (イブニングKC)

もやしもん(2) (イブニングKC)

もやしもん(2) (イブニングKC)

もやしもん(3) (イブニングKC)

もやしもん(3) (イブニングKC)

もやしもん(4) (イブニングKC)

もやしもん(4) (イブニングKC)

非常に変わった表紙&帯に惹かれてはいたけど機会がなくて未購入。そしてこのたびボーナス特需で既刊まとめ買い。作者が「石川雅之」名義一つって事は、このネームは一人で考えているんだよなあ。この作者自身がもともと農大生で、これらの分野に興味があったのかどうかは分からないけど、とにかくその知識量が半端じゃない。純粋に面白おかしく漫画を楽しみたい人にとっては、けっこうそれがキツイかも。いってみれば、士郎正宗作品の「農大&発酵ネタ版」とでも言えばいいのか。それに、時々現代日本の農政や潔癖ブーム、酒というものに対して蘊蓄を通じた社会批評まで繰り広げているから、一度でもそういうものに思いを寄せた人にとっては非常に面白いんだけど、菌の"かもし"絵だけを期待して手を出すと大やけどするんだろうな。