ヒロイック・エイジ
- 出版社/メーカー: KINGRECORDS.CO.,LTD(K)(D)
- 発売日: 2007/10/10
- メディア: DVD
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当初、制作会社やスタッフを見て種ガンとか鮒とか思い切りマイナス思考だったんだけど、回を重ねるごとにその認識がどんどん消えていった自分に驚き。流石、最初から沖方丁に脚本を任せただけあって、物語の硬軟のバランスも良かったな。英雄は常に英雄だったし、ヒロインも常にヒロインだった。最近の作品では、作品中盤に立場や思想の転換があってキャラも視聴者も大混乱ってパターンが多いから、最後まで一本軸を通し続けたのは良いことだったと思う(昔の演出文法に拠ったとも言えるけど)。それぞれの英雄に「契約」与えたことを早期に視聴者にも開示して、一緒に考えてみてください、というスタンスを取ったのも同様かな(小説の文法だよな)。SF物として見ても、テクニカルなタームを存分に出した上に、宙域艦隊戦なんてのをしょっちゅう見せてもらったから満足満足。こういうSF作品なら、また見てみたい。
・・・そういや、主要キャラで死んだ人がほとんどいないな。