ネット規制法案

ようやく大手5社が反対声明出したみたいだけど、政府与党(困ったことに野党まで)が大枠で了承を出した後に声明ってなによ。反対してくれたのはありがたいっちゃありがたいが、あまりにも遅すぎるだろ。しかもその声を上げた会社の中には「日本ユニセフ」と組んで、実効性が皆無&意味不明な根拠での暴論で塗り固められた漫画・アニメ規制法案に賛成した会社が含まれているってのは・・・ギャグかよ、これ。自分たちの利害に直接関わってくると思ったとたんにコレだもの。よくもまあ、「文化/表現を守る」なんて台詞を吐けますな(苦笑)。
児童ポルノ法案に絡んで、アニメ・漫画規制は「今回は(また)見送り」となったけど、見送りは解決とは違う。あくまで今回はスルーしただけ。何も改善されていないことを忘れてはいけない。その証拠に、恣意的運用と実効性に多大なる疑問を抱かせる単純所持は法案が通りそうな状況ができあがっているし、人権ゴロが大喜びしそうな法案も目白押し。そしてのこのネット規制法案。確実に外堀がきっちり埋められていることに、一人でも多くの人が気がついて欲しい。
親として、家庭としてやるべき事をすべて放棄して「気持ち悪い物、気に入らない物は法律ですべて禁止して満足」なんて社会、本当に素晴らしい社会になるとでも思っているのか・・・思ってるんだろうな、少なくとも彼らは。行き着く先は全体主義だぜ。「ゲーム脳」という言葉は馬鹿すぎて使いたくもないが、そんな彼らこそが”本当のゲーム脳”じゃねえのか、と思う今日この頃。・・・たぶん、もう日本は終わっているんだろうな。