ワンダーフェスティバル2008夏とエスカレーター事故

ワンダーフェスティバル 2012[冬]
事故の詳細が少しずつマスメディアに流れ始めているけど、いつものこととは言えセンセーショナルな見出しを出すところも多いなあ。すくなくとも「殺到」という言葉から連想できるほどではなかったと思うけど。そのために、いつも行列を作って前から順番に入場させているわけだし。
ただ、「一段に3〜4人乗っていた」というニュースは流石に驚いた(事実がどうかはまだわからんけど)。列の最前列に並んでいたと言うことは、ディーラー入場か徹夜組、転売屋。必然的に手荷物も多くなるはず。確かにあそこのエスカレーター幅は標準よりは心持ち広いんだけど、そんな状態の人が一段に3〜4人というのはにわかに信じられない。・・・まあ、ぎりぎりで3人は乗れるかもしれないけど、その状態ですでに上海雑伎団だよ。もしそうなっていたとしたら、一概にエスカレーターメーカーを攻めることはできないよなあ(耐用総荷重重量は設定されているはずだから、そっちとの兼ね合いがどうだったのかも確認する必要はあるし)。とはいえ、エレベーターが逆転現象を起こさなかったとしても、この人数で乗っていたとしたら、その状態は明らかに危険。
ちなみに、コミケではスタッフが張り付いて終始「一段2名!乗ったら絶対に動かない、歩かない!」と叫んで監視している。少なくとも「危機管理」という部分においては、一般企業主催のイベントよりも無償ボランティアが中心となったイベントの方が意識がはるかに高かった、とは言えるんだろうな。おそらく、海洋堂としても2009冬の開催時には色々対策を打たざるをえないだろうな(中止も視野に入れているかもしれない。最近、イベントの開催自体が及び腰な雰囲気あるし)。