麻生首相のジョーク

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080926k0000e010022000c.html
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00141293.html(FNNニュースの動画付)
国連での演説中に同時翻訳機器のトラブルがあったのだが、その時に当意即妙なジョー*1を放って海外での株を上げたという話。以前から、こういうハプニングを受け流すのがうまい人だよなあ。両親だか祖父だかに、本場の英語をしっかりと体に叩き込んでこいとばかりに英国に留学させられたらしいけど(ジョークの言い回しが英国英語特有だったらしい)、まさにその血が生かされた瞬間だと思う(今時珍しい名家の血筋だしねえ・・・吉田茂の血族でもあるし)。「日本製品の品質」が一般用語として意味を成していること(=昔は三流品、今は一流品)、だけでなく国連という場で「日本」を印象づける手段としては格好のタイミングと言えるでしょう。それにこういうウィットが効いたジョークは欧米社交会では必須事項&大好きだし、人気上がるだろうな。日本人の首相ではなかなか無いタイプだし。・・・今の自民党は嫌いだけど、麻生さんはやっぱ好きだな。
そしてマスコミ報道は相変わらず新聞のカラーによって「適切に」翻訳&タイトル付けがされているので、比較するのも面白い。ちなみにこれはジョークなので、実際の機器がどこの国の製品であるかなんてことは問題ではなかったりする*2

*1:"It is not Japanese Machinary, NO?"かな?

*2:そういうツッコミは野暮と言います。欧米でも失笑されるでしょう。