キャシャーンSins

CASSHERN Sins
今期開始第3弾。ダークなタツノコは良い。
旧作は再放送で少し見た程度。実写は予告のみ。キャシャーンと言えば、あの決め台詞につきる*1けど、どうもキャシャーン自身が記憶喪失っぽいので、この台詞は当分聞けないのだろうか。大好きな決め口上なんだけどなあ・・・あるいは、全てを理解した上で、最後の最後にたった一回語るのであれば、その演出もしびれるけど。主人公の声が古谷徹ってのはなあ。個人的にはもう少し重みのある声が欲しかった(キャシャーン自身、かなり若いということを差し引いてもね)。それだからこそ、また一言一言に重みが出てくると思うし。まあ、これはダークストーリ好きの勝手な見解ではあるけれど。
それにしても、ここ数年のタツノコは「徹底的にダークでストイックな物語」か「徹底した馬鹿な物語」であればかなりの実力を発揮している気がする。逆に、その方針がちょっとでもぶれたり何かに媚びたりし始めると一気に腐る(代表例が現代版ヤッターマン)。しっかりと、最終回までこなして欲しいな。

*1:「たった一つの命を捨てて、生まれ変わった不死身の体。 鉄の悪魔を叩いて砕く、 キャシャーンがやらねば誰がやる。」