同人誌のノウハウと社会人

先日のエントリ2009-02-16 - 3日坊主のメイドさんで感想を書かせていただいたメイド資料本サークル「spqr」さん*1。こちらに興味深いエントリがアップされていたのでご紹介。
同人誌を1トン刷る〜印刷所を活用した同人活動 - ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん
私はコミケに一般参加してずいぶん経つものの、ずっと買い専。なので、このノウハウ自体は「そんなものか〜」と思っていたのですが、後半を読み進めるにつれて「社会人としての仕事の回し方」として自分が常日頃思っていることと合致する内容が多くなって驚く。特に『終わりに』の項目は、社会人が仕事をする上での必要な心構えとぴたりとあっていると強く感じた次第。

  • できることとできないことの切り分け
  • 無理に自分でやるのではなく、確実に実行できる人/組織に任せる判断
  • 十分なコミュニケーションによる円滑な進行

最近は、新人も含めて自分で物事を抱え込んでしまう人がとても多い。それでも頑張れるなら良いのだけれど、残念ながらそのままつぶれてしまう人も何人も見ている。単純にプレッシャーに弱い人が多くなった・・・とも言えるけど、それが分かったところで仕事は前に進まない。「せっかく周囲に仲間や業者さんがいるんだから、ちゃんと声出して相談しよう!」・・・簡単そうだけど、余計なプライドが邪魔をするのか意外と実行出来ない人が多い世の中。
今年もそろそろ新人達が入ってくる時期になる。新人くんたち・・・分からない、判断できないなら恥ずかしがらずに声に出そう。先輩だって、そうしてもらった方が遙かに助かるんだから*2

*1:つたない感想を読んでいただいたと知って、とても嬉しいです。

*2:いつまで経っても、その状態・・・ってのは流石に問題だけど。