鉄道むすめ〜Terminal Memory〜

「本屋断ち」していたのに、気の迷いで入り込んでしまって衝動買いしてしまった一品。鉄道むすめのフィギュア自体は造形があまり好みでなかったのでいくつかつまんだだけで興味があまりなくなってしまったけど、企画自体は好きなのでこういうのもアリかなと思う。
内容は「鉄子の旅」の鉄道むすめ版・・・という感想。鉄道に興味がない作者が編集者と一緒に実地に行って取材するところはほぼ同じ。ただ、このマンガはその体験を元にして、鉄道むすめに出てくるキャラを主役にしてマンガを一本仕上げていること。ドラマ版鉄道むすめにも近いかもしれない。
でもまあ、なんか選んだ線が「銚子電鉄」「三陸鉄道」「広島電鉄」と、なんともまあ微妙に主流から外れている感じが。まあわざととは思うんだけど。完全にギャルゲ絵タッチ(あまりくどくはないけど)なので好き好きもあるだろうな。でも内容は取材のせいかもあってか、けっこう落ち着いたものになっているので、鉄道むすめグッズの一つとして、働く女性マンガの一つとして手元に置いておくのも悪くないと思う。
(追記5/13)
こちらからトラックバックをいただいた。萌えマンガ系にも理解のある純粋な「鉄の方」のご意見であり、歴史をふまえての内容はなかなかに読み応えがあるので、是非ご一読を。・・・と思って、良く見てみたら、コミケでメイド研究本を購入させていただいている「MaIDERiA出版局」の所じゃないですか!毎回、コミケにてこちらとspqr(ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん)のメイド研究本を買うのが非常に楽しみなんですが、まさかこんなところでリンクが発生するとは。嬉しい限りです。