お姉チャンバラ紅
- 作者: 服部三枝,山本賢治,TAMSOFT,D3PUBLISHER
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2009/08/20
- メディア: コミック
- クリック: 34回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
さて、作画の服部さんがだんだんヤマケンの作風にシンクロしてゆく過程が読んでいて楽しかった。もともとヤマケンの絵に似ていたこともあるんだろうけど、初期こそはまだ服部さんの色がでていた。でも中盤あたりから「モツグロ度50%減のヤマケン」のような状態になっているのが如実にわかる。ただ、それにしてもずいぶん似ているなあと思ったら、あとがきを見て納得。詳細な構成やコンテをヤマケンが描いた上に、服部さんが絵を載せていたのね。そら、似てくるはずだ。
…けど。最後のヤマケンのコメント2ページを見て悲しくなった。そこには明らかに網膜はく離によって遠近・立体把握・斜視等がうまく働かなくなった人特有の絵が載っていたから。どのキャラも一方向に引っ張られるように描かれているそれを見て、いちヤマケンファンとしては「復活はしてほしい…けど、この状態では…」と思うほかなかった。でも、必ず復活してくれよ!待ってるぞ!