東京都青少年健全育成条例の戦い
最初の山まであと数日。そこで民主党がどんな選択を取るのかにかかってくるわけだけど。月曜日は有識者の方々が民主党総務部会でヒアリングをするらしいし、その後に都庁で集会をするという。…流石に平日、しかも昼間だと身動きが取れない。病気になれば会社は休めるけど、集会にだって出られるはずもなく。沢山集まってくれるといいんだけど…。
で、今回の件で同じような話題を挙げているブログやHPやニュースサイトを見に行っているんだけど、基本的なところで誤解や認識不足が多いなあというのが一点。なので、個人的な意味も含めて整理。
言葉の定義関連
状況関連
- 自公が味方と聞いたけど
- 全くのデマ。少なくとも、この一件については「民主が味方」「自公が敵」。信条的に複雑な気分になる方もいるだろうけど、もうそんなことで悩む段階はとうの昔に終わっている。一時休戦&昨日の敵は…な形で考えて欲しい。
- 東京都だけの話でしょ
- キモオタ・ロリは死ねばいいから、修正賛成
- ネット規制などの問題
- ネットに関してはあまり話題になっていないが、その極端なフィルタリング方針とキャリア・関係各社への義務要請が非常に強い。こちらについては、ネットワーク業界で反対の方向で動いているらしい。
- 青少年の教育に「行政が介入する」異常さ
- 要するに「今の親は子供をしつける、育てる能力がない」から「都が育てよう」というもの。全日本主婦連が、この条例案に対して反対する最大のポイント。
- 都民に対しては、この条例に則った「行動・協力」を暗に要請(or義務化)すると取れる条文も存在する。どこの全体主義国家なのだろうか。
- ネット上でも「知っている」「知らない」の温度差が極端
- それなりに有名だったりするアニメやイラスト系サイトやブログでも、まったく言及がまったくない所も多い。プロの方でも温度差が激しい(反対を強制するつもりはないけど、例え賛意であろうとも意見は聞きたい。)。今回の一件でネット(特にtwitter等)の即時展開性を改めて知ったんだけど、一般拡散性においてはまだ旧メディアの方が強いな、という印象。旧メディアが、「多くの人に広く知らしめる」受け身のメディアであり、ネット等の新メディアは「アクセスするのは、自らの意志で」という違いも、また鮮明に別れていると思う。
まあ、とりあえずメモ。