都条例&児童ポルノ法&ネットフィルタリング/ブロッキング

反論の心得 - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記
都条例以外に同様の動きをまとめて仕掛けることで反対派を分散させるつもりかと思うくらいに、一斉に動き出した印象。カマヤンさんのエントリおよびコメント覧に色々詳細情報が寄せられているけど、もう理屈も何もなく「規制したいから規制する。法理論?実際の数値?そんなの関係ねえ」というとんでもなくファシズムな動きになっているのが恐ろしい。

  • 都条例

これは言わずもがな。山口貴士弁護士のサイトで署名活動中。反対派向けの集会が5/30(日)に実施予定。なお、推進派も同日横浜でやるみたいだけど、メンツがキリスト教系団体といつものメンバーがずらり。新聞がどちらの集会について記事にするのかがポインとか。…まあメディアにあまり期待はできないけど。

国会・民主党で規制推進派の小宮山議員が「自公案に合わせてやる」と発言したらしい。自公案と言えば、創作物も過去の本でも全部規制しろ・持っているなら全部捨てろと言明した法案。最悪な内容だったはず。さらに、国家公安委員長がアグネスに「単純所持規制が決まっている」と発言。

フィルタリングやブロッキングの問題は欧米で広く知られていて、多くの国で「違憲判決」「ブロッキング禁止の動き」が出てきている(無関係サイトの巻き添えのみならず、政治の方針に合わないサイトもブロッキングされているという事実がある)。だけど、日本では逆行的にそれを実施しようとしている。しかもわずかここ数日のうちに「発見即遮断」に合意って動きが速すぎる。極めて厳密かつ慎重な運用が求められるものなのに。