「都議会民主党青少年条例プロジェクトチームからの報告会」に行ってみた。

正確には、その前に秋葉原駅前で行われたくりした議員の該当演説会からだったけど。こちらは「くりした議員だけかな」と思っていたら、次々と民主党の区議(小林区議・千代田区)やら規制反対派の都議(吉田都議、西沢都議)が参加していて反対派の若手勢ぞろいという状況に驚く。街頭演説に集まった人数おおよそ80人強と思ったけど、これが多いかどうかはわからない(都議いわく、「凄く集まった」らしい。)
PT報告会では国会議員&都議から色々興味深い話を聞くことができた。以下列挙。

  • 国会議員児ポ法改定絡み。規制はしたいが、創作物規制&単純所持は避けたい。また、都議若手同士で連絡しあっていたらしい。
  • 規制反対(廃案)の方針となったが、決まったわけではない。造反が出たらアウト。油断できない。
  • 廃案方針の理由は「内容への疑義」ではなく、「あまりに杜撰でいい加減な“過程”で作られたから」。また「真の青少年健全育成とは」をじっくり考える必要ありと考えたため。
  • 3月は真に紙一重だった。付帯決議付賛成に突然転んだが、松下都議の特攻*1と蓮ホウ議員の念押し、反対派若手都議の緊急会合で押し留めた。
  • 今は「ノイジーマイノリティー」が目立ってしまっている。今回のように「サイレントマジョリティー」の声を上げてもらい、自らが望む方向に政治を動かして欲しい。
  • 表現規制の戦いは今後もずっと続く。引き続き注視&応援してほしい。

その他、登壇された方のお言葉。

強く印象に残ったのは、会の中で議員達が何度も繰り返した言葉があったこと。

  • こういう動き&結果が得られたのは、手紙やメールで大変多くの民意を得られたからこそ。それらがなければ何も出来なかった。関心なかった都議も考えてくれるようになった。
  • 「子供」「青少年」と錦の御旗に見えやすい法案に反対するのは勇気がいる。票目当ての声もあるが、正直票になりにくい。だからこそ、手紙&メールの民意はとても大事だった。
  • 引き続き地元議員や役人の動向を“監視”して、自身の主張にあう政党&議員を手紙&メールで応援してほしい。

当日の参加者一覧は下記の通り。

*1:自身のお立場や将来を考えると非常に危うい行動だったのに、あえて行動されたもの。反対派は当分松下都議には足を向けて眠らないこと。

*2:つまり、あくまで犯罪性のある実在児童に対する虐待画像等のこと。

*3:都連会長職務代行。

*4:国会民主党児ポ法絡みの元締め。

*5:吉田議員は欠席でメッセージのみ。