鳩山首相&小沢幹事長辞任

まあ辞任するだけで議員辞職をする気はなさそうだけど。特に小沢さんは、その立場がかなり特殊だから「幹事長」の看板なくても変わらず院政敷けるよなあ、と。そういう意味では、次の選挙には議員立候補しないと宣言したハトの方がわかりやすいな。まあ「次の改選って随分先の話じゃ?」という思いが先に出たけど。
個人的には、ハト首相は「博愛主義で性善説で夢想家で理想主義」だったように思う。で、その強烈な先入観と思い込みが、悪意と陰謀溢れる政治世界と現実を最後まで正しく認識できなかったように思う。良い人なんだろうけど、政治家として見ると穏やかな村の村長が一番ぴったりじゃないかな。
で無理やり良かった探し(byパレアナ)してみた。

  • 自公政治にキツいお灸を据えられた。
    • 保守派としては残念だったけど、ズブズブボロボロの自民に現実を見せるにはあれしかなかったろう。ただ、現時点で支持に値する政党に戻ったとはとても思えないけど。
  • 事業仕分けの実施で、永田町政治&官僚社会の甘えを叩けた。
    • 仕分けというイベントは素晴らしかった。ただ仕訳の方法や結果についてはほとんど評価できない。
  • 大手マスコミのレベルの低さを露呈
    • 麻生叩きの頃からひどかったけど、もはや大マスコミですら思考放棄していて、利権と既得権益保全行為と非難記事しか書けない三流ゴシップ誌レベルになっている現状が明らかに。

…むう。この程度しか思いつかない。不満は(ハトにも民主にも)たんまりあるけど、きりがないから割愛。あえて言えば「国家の切り売りで実現する平和なんて有り得ない」。