大坂:1割以上成人描写があったら有害図書

MSN産経ニュース
「成人図書」は出版業界が独自に定めている自主規制。「有害図書」は罰則規定付の法律。この差は僅かのようで極めて深い。「1割」という数字もあまりにハードルが高すぎる。
さらに「出版ではなく書店への指導」とあるが、これは詭弁に他ならない。なぜなら書店=流通の締め付けに他ならないから。水道管を潰された水道からは、どんな立派な浄水場を作ろうとも水は一滴も流れてこない。流れないパイプはじきに腐って落ちるだけだ。
そして何より、「青少年の健全育成」とこの規制による具体的達成目標は示されていない。こうすることにより、具体的に『青少年』にどのような効果が望めるのかということがまるで提示されていない。規制派が自己満足して終わるだけになっている。酷い。