東京都青少年健全育成条例可決について

残念ながら可決してしまった。悔しいの一言。ただ、多くの反対の声が上がったことと、政治に無関心だった青年層が興味を持ち始めた点は不幸中の幸いだと思う。
この条例は「漫画アニメの性描写規制」「表現規制」だけが問題と言われているが、事ははるかに深刻で複雑だ。なんせ、表現規制すら隠れ蓑に過ぎないとも言われているほどだ。
個人的総括と最近このことを知った方に向けて夜に整理する予定。

  • 取り急ぎ「どうすりゃいいの?」の方用
  1. 「関心を失わないでください」。このテーマは年単位の長期戦。表現規制だけなら歴史年表が必要なほど。飽きが最大の敵であることを心に留める。
  2. 「知識を増やしてください」。都条例・健全育成などの単語でググり、まとめサイトを見るのが吉。
  3. 「身近で話題にしてください」。家族や友人や仲間に関心を持たせる。なお自分の立ち位置は話すべきだが、相手に賛否を強要するべきではない。
  4. 「寛容と非差別の心を持ってください」。規制反対だけど××は規制してもいい、××を先に規制しろ…というのは規制推進側の思う壺。あなたが嫌悪&否定するものも存在を認めてはじめて“表現の自由”。
  5. 「地元の道府県議会HPを見てください。」似たようなテーマがアチコチ審議されている(神奈川のように終わった物すらある)。