大坂で青少年育成条例改正案が可決

大阪府議会/平成23年2月定例会議案審議結果(平成23年3月16日)(知事提出議案No.79)
大阪府/大阪府青少年健全育成条例の運用
「大事件で耳目がそちらに集中しているうちに、こっそり他の法案を通す」とか「別の大事件・事故を隠蔽する」というのは政治やマスコミの常套手段…だけど、残念ながら大阪の県はずいぶん昔から話題になっていた一件。いきなり沸いて出た話ではないので、ここは間違ってはいけない。
こちらはBL向けの規制が強力だし、「エロシーンが十分の一あったら有害図書」等の意味不明な文言があったので、反対派の皆さんが色々手紙を送っていたようだけど…ダメだったか。まあ大阪は東京都とは違って、圧倒的に与党が強かったし地方議会で「否決」なんて滅多にないから、極めて厳しい戦いとは想定されていたけどね。それに上記リンク先にある「パブコメへの府の解答」を見ても分かるように、最初から反対派の話を聞くつもりは微塵もない。お仕着せの同一解答をコピペしている段階で、この改正を推進したがった方々の思想が透けて見える。
今回の結論に不満がある府民は、地元議員に手紙を出してみるとか、賛成を強烈に推進した議員の名前を覚えて次の選挙の時に対応する方法をとるしかない。あと、今後の運用をしっかり監視すること。
…くやしいけどね。