これからの反対派は

実はやることは変わらない。反対派が最終的な目標とするべきは、「恒常的かつ一般的な゙表現規制への警戒&嫌悪感゙の醸成」だ。つまり「そういう空気をつくる」こと。勿論長期戦。
短期的には規制関連法案への反対だけど、それだけだとあっという間に息切れしてしまうし、本当に興味がある人じゃないと声を出しにくい。法案は一つではないのだし。

  • 政党に関係なく、議員や関係団体に手紙やメールで意見や応援を送る(アナログ&直接的&手間のかかる手段であるほど効果的。日本の政治は義理人情浪花節の世界)
  • ネットで叫ぶだけでは政治は動かないことを自覚して行動する(逆に言えば、そのような手段を使っている人は少数だが、議員や関係団体が目にする割合は高い)
  • なんとなく少しでもいいので、日常会話に政治のことを混ぜてみる(相手の意見は尊重。嫌がられたらすぐ引っ込める)
  • 可能なら、応援する地元議員のお手伝いに行く
  • 規制関連の勉強する。ただし問題の本質を忘れないように。(規制の戦史は多いので、歴史が良い教科書になる)
  • 選挙に行こうと声をかける。(投票する候補者まで強要してはいけない。聞かれたら答えてもいいけど)

議員関連で言えば、どの政党にも規制派・反対派はいる。近視眼的に「××党だから」で選ぶと足を掬われる。地元議員なら「こういう問題に興味がある。自分は反対なんだが、議員さんはどう?関心ある?」と手紙で聞いてみればいい。票になる可能性があると知れば無視できないのが議員さんだ*1
意見を送る時は、礼節を忘れずに。恫喝脅迫禁止*2。そして自分の言葉で書くこと。コピペ厳禁。拙くても短くてもいい。
そして最後に。適度に休もう。疲れたなら数週間とか離れても問題なし。それでもキツいならいっそ忘れたっていい。規制問題に本気で取り組むと趣味の時間なんかあっという間に消えるし(実体験)。
ゆるゆると頑張りましょ。

*1:下世話な話だが議員も人の子。票がおまんまに直結しているからこそ、確実な票は喉から手が出るほど欲しい。

*2:規制賛成なら投票しないと直接的に伝えることも含む