輪廻のラグランジェ

今期終了第4弾。いくら何でもゆるすぎでは。
地域密着と女の子三人組のまったり生活を前面に出しすぎたせいか、肝心のロボ戦&大規模戦闘はかなりの消化不足。そしてラスト2話に至っては正直視聴者置いてけぼりな感も否めない。いやまあ、時系列に沿って見ていけば分らんこともないんだけど…これを見せたいが為に1クール物語を展開してきたの?という素朴な疑問が沸かざるを得ない。第二期が放映前から決定していたせいなのか緊張感もなかったし。
結局、ロボと戦闘はただの見せ金でしかなく、女子高生三人組のきゃっきゃうふふを見せたかっただけなのだろうか。物語全体に漂う分厚いフィルターのような「まったり空間」は、正直この物語の方向性と会っていたのか。なーんか、必要以上にどこか「お上品になるために」気を使っているような感じがしてならない。
同時期に、同じく「女の子三人組かつより奇想天外な展開」だった戦姫絶唱シ・ン・フォ・ギィィッ――ヴウゥワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!…じゃない戦姫絶唱シンフォギアは、そのむやみやたらと熱い展開に、否定派の視聴者すらも「でもなんか気になって視聴を辞められない」となったことと比較すると、さらに疑問だ。
褒めるところ…女の子三人がかわいい。みどりがひたすらプロレス技で頑張ったのは偉い…かな。