ストライクウィッチーズ アンドラの魔女

「違う、人類にはもう後がない」「私みたいなひよっこ魔女まで根こそぎ防衛に貼り付けるほど追い込まれてるんだ」

この前提をどこまで意識するかで、アニメと漫画の差が出てくる。そして野上さんは圧倒的に「意識する派」なので、こういう作品が生まれる。だからこそSWの世界観も広がっていくんだと思う。兵器擬人化をスパイスに、可愛い女の子がキャッキャウフフするだけの作品群だったら、ここまで物語は大きくならなかったろう。何より、「アンドラのファンからメールが届いたから、そのお礼も兼ねて描いた」というのがもうね。そして残念だったのが陸戦ウィッチの出番が殆どなかったことだ!