GOSICK―ゴシック―
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2011/05/10
- メディア: Blu-ray
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原作未読なのでこの物語がどこまでアニメオリジナルかどうかは分らないけど、推理物ドラマとして始まった物語がこういうラストになるのは果たして是と言えるのかどうか。戦争によって引き裂かれた恋人同士が…という物語は古今東西の小説・戯曲・映画でもよく使われたパターン。だから二人の物語としてはこれでもいいんだが、なぜ「最後に推理ドラマを辞めたのか」についてはなんとも判断が難しい。主人公の二人に愛情が向きすぎて、原作者として二人を幸せにすることを最優先にしたのだろうか。
ネットの情報を見る限り、原作も基本線は同じだがアニメでは描ききれない所も多いらしい。確かにヴィクトリカが戦中にどうやって一人で(しかも日本語も分らず)日本までたどり着いたのかは大いに興味はある。それだけのために、最終エピソードを買ってみようとは思う程度の興味もある。まあ、これはもはや推理ではなく逃避行になってしまうのだろうけど。(つーか、ヴィクトリカ少しは成長しなさいよ。何あの合法ロリは)
あと当て馬ヒロイン・アブリルって一体なんだったんだろうか。アニメオリジナルキャラではないようだし。原作だと何らかのフォローはなされているのかしらん。あれだけ可愛くて快活な娘なら普通人気も出るだろうに。