クリム・ゾン(3)

CRIMEZONE ‐クリム・ゾン‐ 3 (ドラゴンコミックスエイジ)

CRIMEZONE ‐クリム・ゾン‐ 3 (ドラゴンコミックスエイジ)

…あれ、久世さん?ヤマケンキャラのくせに普通に生き残ってますよ?どうしたんですか?…という疑問が当り前のように出てくるのがヤマケン作品の恐ろしいところ(苦笑)。山本賢治原作作品「クリムゾン」「trash.」の二つとも、作画をヤマケンに近づけようと頑張っているのはすごく好感が持てる。勿論、彼等が本来の自分の絵柄で描きたがっている可能性も否定は出来ないけど…クリムゾンはおまけ四コマで少しは解消されているのかな?どちらがよりヤマケンテイストに近いかといえば、ハナ差でクリムゾンの本作の刻夜セイゴが上かな。ホント、ハナ差だけど。
でもヤマケンは幸せだよなあ。網膜剥離で絵が描けなくなって*1ファンとしては当時物凄くガッカリしたけど、彼のテイストを理解して動いてくれる作家さんが二人も見つかるんだもの。担当編集もあちこち走り回って掘り出したと思いたい。

*1:同じ症状の方の情報を調べたら、映像が歪んでしまうらしい…そりゃ漫画は無理だよなあ