神様のメモ帳

未見アニメ消化、その2。ちょっとアリスが鼻に付き過ぎかなあ。
プチアウトローに足を踏み入れている主人公と任侠メインの暴力団に、引きこもりニート安楽椅子探偵。最後はともかく、前者二つは当時流行っていた系統ではあるけど、四代目ヤクザの設定に頼り切った物語はどうなんだろうな。アリスも「敏腕探偵」というよりも、(結果的には)ヤクザ連中に関わるトラブルの専属捜査官という感じになっていたので、素直には共感しにくかったのもある。そして、その「あまりにあざとすぎる設定」を抜きにしても正直他のキャラから埋没していたことも否めない。ぶっちゃけ、一回でも良いから安楽椅子環境を強制的に奪われてボロボロになるくらいの転機があっても物語としては良かったんじゃないかなあ。キャラを作りすぎて思ったより動かなかった、という感じだろうか。