フジテレビ ボカロ歌謡祭2013(春)

興味本位で見た。結論としては、「現役のテレビ業界人は、ボカロ現象をまったく理解できないらしい」という確信を得たくらいかな。番組の内容は完全にボカロブームとニコ動におんぶにだっこでしかなく、実質的に中身はない。表記の間違いやブームの説明に間違いや理解不足が多々見受けられたし、ガクト登場ったってニコ動でボカロを楽しんでいる人にとって新鮮味はほとんどない。はっきり言って、テレビだから出来たことがただの一つもありはしない。せめて、NHKのサブカル番組の濃さを越える程度はやってみせるくらいはしてほしかった。
この番組のコンセプトは「ブームに乗っかって視聴率稼ぎ」と「(例の出来の良くない)CGアナウンサーの使いどころに困った結果」の集合体だと思う。こんな内容なら第二弾はやってほしくないな。やっても見ないと思うけど。