大洗訪問〜盆踊りの夕べ

お盆踊りの夕べのお知らせ
コミケ会場は後ろ髪を猛烈に惹かれる気分のまま14:00過ぎに会場を離脱。その後は「京浜東北常磐線>鹿島臨海線*1」と列車を乗り継いで大洗17:40頃に到着。以前から告知されていたように、今日はマリンタワーで大洗の盆踊り大会があり、そこで「リアルあんこう踊り」が見れるといううわさがあったため、祭り好き+ガルパンということで「次はたぶんないだろうから、これは見に行かないとだめだろう」と。
大洗の気候は、直前まで通り雷雨があったにもかかわらず気温湿度ともすばらしく気持ちが良かった。いかにビッグサイトコミケ環境が苛酷であったのかの証左でもある。会場に着くと、皆さんがリアルあんこう踊り(ソフト版)の踊り方ペーパーを持っていたので、近くで配っていた方から一枚いただく。一通り内容を見る限り、アクロバティックな部分がすっかりなくなってずいぶん楽な内容になっていた。まあ…それでも一般的な盆踊りの振り付けに比べれば色々ととっぴな内容ではあるけれども。ちなみに会場自体は、いわゆる町の盆踊り大会規模。あんこう祭りや海楽祭と比べれば規模はずっと小さい。おそらく例年なら人数はもっと少ないだろうけど、今年は異聞のようなガルパンファンが多数来ていることがすぐに分かるほどだったので(宿泊組、自転車組、自動車組、そして自分のようなコミケ直行組)、おそらく例年よりはずっと多かったに違いない。ただ茨城有数の観光地だけあって、来賓挨拶では「大洗町町長」「地元国会議員」「大洗町議会議長」と地元にとっての名士が勢ぞろい。そしてその挨拶に異様なノリで答える町内衆(苦笑)。それだけで「ああ、ここは町民と行政が近いところなんだな」と思わせる。挙句の果てに町議会議長が「私もやってみたい!」と前置きの上で「パンツァー、フォー!!」をやる始末。どうなってんだ、この町は(笑)。*2
地元の磯踊りや民謡の後に「リアルあんこう踊り(ソフト版)」のご披露。司会はこの時だけ常盤さんに交代。ダンスチームの方のお手本をみんなで踊ろう・・・というところになんと西住殿(渕上舞さん)が浴衣姿で登場。誰か関係者がゲストで来るんじゃないかなとは思っていたけど、これはさすがに予想してなかった。このあと杉山Pも登場していつもの展開(個人用にカメラ撮影までするとは…楽しんでるなあ)。
さて、正直盆踊りに参加するかは悩みどころではあった。心の中ではうずうずしていたんだけど、やっぱり恥ずかしいという気分もあるし地元の祭りに外様が入り込んで良いのかという遠慮もあった。しかし、会場では積極的に踊る人を呼び込んでいたし、ガルパンファンも輪に加わって地元の踊りをしているのを見て割り切れた。「りあるあんこう踊り」のあとの地元の「三浜盆踊り(さんぴんぼんおどり)」に参加。
もともと盆踊りは「神への奉納」以外に「地元男女の出会いの場」という側面があったのは民俗学的に定説になっているわけで、だから踊りの何度はそう高くはない。実際、ずっと踊っていると「わからない→なんとなくわかってきた→細かい部分に修正が入る→さらに最適化」というシステム構築を自分の体で体験できるわけで、これはこれでなかなかに楽しい。というか盆踊りで踊ること自体、おそらく小中学生以来ではないかと。だけど、とても楽しかった。地味に運動量あるし(苦笑)。
うん、また大洗に来よう。新しいスタンプラリーも始まったというし。

*1:なんとガルパン気動車!見たことはあったけど乗るの初めて!

*2:この後、町の若い人たちでも何かにつけては叫んでいたので、かなり町に定着しているっぽい。すごいな、ガルパン