セントールの悩み(1)

セントールの悩み 1 (リュウコミックス)

セントールの悩み 1 (リュウコミックス)

前から気になっていた本をようやく買って読んでみた。表紙にあるような人外ほんわか学園物語と思ってたら、人種間差別を物語中に極端に顕在化させるための手段だったとは。しかも、どれもかなりエグい。ある種の作者の覚悟を見せられた感じだ。しかもあからさまに舞台は日本。作者、いろいろ言いたいことがあるのかもしれんなあ。
でもまあなんとなく予想はしてたけど、セントールは人間と同じような生活をするにはいろいろ大変なんだな。国家の主要構成人数がセントールが一番であれば、もう少し過ごしやすい環境になっていたのかもしれない。でもまあ、次も早く読んでみたいと思わせるくらいの魅力はある。