Another

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過去作消化。本当にホラーだったのか。
原作未読。「結局最後はホラーではなくて、村ぐるみの大きな陰謀、みたいなやつでしょ？」と思っていたけど、本当にホラー・ミステリーだったことに最終回に気がつく。R18向けピタゴラスイッチと言えるような「作られた惨劇の連鎖」は、正直何のためにこんなに死んでるの？と思わざるを得なかったのだが、最初からB級ホラーとしての中身を理解していれば、もう少し素直に楽しめたのかもしれない。いや、合宿所の連鎖殺人を見て「おお、犯人がかなり焦ってきたのか？」とか思っていたので、なおさら。ラストエピソードのCパートで、いきなり主人公が死んでしまうとかあると思ってドキドキしてたし。「Anotherなら死んでいた」という言葉すら生まれていた作品なので、ちょっと違う方向に想像し過ぎたのかもしれない。絵は良かったけどね。さすがはP.A。
赤沢さんはもったいないキャラだったなあ。惨劇は重症で乗り切って、赤沢と鳴で平和な恋の鞘当てでもやってくれればよかったのに。