大洗あんこう祭

去年初めて大洗を訪れたきっかけ、そして何回も来るきっかけにもなったあんこう祭。去年の段階で「イベント以上に、この街にまた来たい」と思ってはいたけど、それから5-6回も来ることになるとはなあ。もうその日から一年経ったのか。
宿を水戸にとっていたので駅に向かうとその券売機は見たこともない行列に(苦笑)。なんかここから祭りは始まっていたわけで。その後はひたすらメイン会場と商店街ホコ天を往復しまくり。まち歩きアプリやガルパンガイドでイラスト交換とか曲松商店街の山のようなイベントと飲食を口にしつつ痛車・痛自転車・痛バイクを眺め、会場では提携都市のゆるキャラ大集合→棟東中学校のブラバンあんこう解体ショー→ガルパンイベント→BLUE HORWKSの五連荘。World of Tankや公式グッズはとても手が回らなかったけど、あんこう解体ショーやあんこう汁の販売は各所で行われていてもう楽しいのなんの。前回公称6万人、今回公称10万人と発表するのも致し方なし。いや、本当に。

いや混むとは思ってたけどまさかこれほどとは。放送終了しているアニメでこれだけの集客ってすごすぎる。ガルパンのポテンシャルも一因だろうけど、やはり大洗と商店街の皆さん自身がずっと楽しんでいることこそが一番の理由なんだと思う。見たもの食べたものが多すぎてとても書ききれない。それでも書くなら「加藤豆腐店の豆乳が超絶うまい。すっきりのどごし豆腐ジュース。スーパーで売っている豆乳はなんなんだ」「福本楼で本当に茶菓子付き野点やってた!しかも100円で!!」「マジで鉄鋼板で戦車作りやがった(軽トラにかぶせているらしいけど、完成度が高すぎる)」「うちの店がー!リアル版」「こういう内容の痛車は、純粋な痛車より設定を拡大解釈した系の方が好き」「あんこうタクシー復活おめでとう!会社を変更してまでとは…」かなあ(それでも多すぎだろ!)。

大洗の新ゆるキャラ「あらいっぺ」が「ふなっしー」に通じる恐ろしさがありすぎる。触手(しらすらしいけど触手にしか見えないw)を振り乱しながら派手に動きまくるアレは子供が号泣するレベル(笑)。「クトゥルフの(間違った)落とし子」と言われても納得できるぞ、これは。他の都市のゆるキャラと並んだシーンの一人違和感がすごかった。楽しい。

提携都市の一つの群馬県の村?の中学校ブラスバンド。県内ではトップクラスとのことだったが、中学ブラバンで屋外でこれだけの音とバランスを取れた演奏ができるのは確かに実力がある。それ以上に踊りまくる生徒たちにびっくりだけど。というか、中学生が制服で軽いステップに踊るシーンが可愛かった。もしかしたら、ここからBLUE Horks目指す子もいるのかな。

毎度見て思うけど、やっていることはグロいのにどれも美味そうに見えて仕方がない*1。といっても、肴屋本舗の若旦那と常盤さんの漫才の方が楽しかったとか言ったらダメですか?舞祭で杉山P、いやさアンバサダー杉山が「明日は出ないよ!」と言っていたので漫才部分はここで堪能。(ちなみに舞台袖にはいらっしゃいました)

メインインベント。ふと後ろを振り返ると会場が人津波(苦笑)。それが統制を保ってイベント楽しんでいるんだから、ある意味コミケに通じるものがある。凄いのはその中に多くの一般人の方も混ざっていたのにトラブルが発生していなかったことかな。歌はCho-choさんのOPと佐咲さんのあんこう音頭。あんこう音頭は「通常版」で背後にはいつも一緒に踊ってくれる皆さんが「通常版」で踊ったという凄いことまで。普段から踊っているだけあって、振付忘れ以外はしっかり動けていたのが凄い。あと、声優さん5人に色んな意味での悲鳴を挙げさせたあらいっぺはGJだ(苦笑)。また来年も来たい、と声優さんらが言っていたけど本当にそう思う。声優さんのセリフで初めて気がついたけど、背景の「あんこう祭」大看板の右隅に小さくガルパンあんこうが印刷されていたし、もう仲間に入れてもいいんじゃないかと。

  • BLUE HORKS

色々準備していたけど時間が押しすぎた結果、ガルパンメドレー確定(良かったんだか悪かったんだか)。でも昨年と違って多くが残って演奏を楽しんでいたのでよかった。ちゃんとドリルも仕込んでくれたし。サービス精神旺盛なところだと毎回思う。12月にコンサートか。どうしようかなあ。

2日かけて散々歩いたはずなのに、まだまだ満足には程遠い。というか、もう大洗とこの商店街の空気が好きだ。ギスギスした日常を忘れてのんびり歩くだけでも満足できる。

*1:リョナ趣味、猟奇趣味がある人にとってはさらに。