ニコン D5300 18-140 VR レンズキット

D5300 - 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
一眼レフはずーっと昔から欲しかった。少しでもその気分を味わうため、当時まだ新人社会人だった自分が無理して購入したのがSony DSC-F717。眼レフチックなデジカメで今となっては携帯搭載カメラより低性能だが、ずいぶん楽しませてもらった。そしてそれに続いて「今度こそ一眼レフが欲しい」と思ったものの、予算とタイミングがまるで合わなかった。ただDSC-F717の時代遅れも無視できなかったので、ここ数年はSony DSC-W380を新型販売直前の捨て値で買って、もっぱらそちらを使っていた。
親父がNikon F2を使用していた影響からか、一眼レフは昔からNikonが欲しかった。さらにDSC-F717でとても便利だったバリアブルビューも欲しかった。デジイチでバリアブルビューとなると普通はSonyCanonという選択肢になる。入門用デジイチとして良い製品だと思うし、バリアブルビューを使用してもシャッター速度もほぼ変わらずさくさく撮影できる。たた、唯一両方共「シャッター音が嫌い」だった。アホみたいな理由だが、自分にとって「音」はとても重要な要素だったから最初から選択肢にはなかった。
ということでその条件を満たしたNikonD5000シリーズは随分昔から欲しかった。でも「レンズキット込みで12万前後」と「バリアブルビューで撮影すると撮影〜保存まで2秒前後かかる遅さ」とタイミングのせいで、5000〜5100〜5200とずっとスルーしてきた。そしてふとニュースを見ていてD5300が発売されたことを知って早速ヨドバシで触ってみると、バリアブルビューの速度がD5200より体感で倍くらいに早くなっている(でも1秒は待つけど)。それ以外の機能は文句がなく、一応情報を集めてみても「搭載しているハード・ソフトとも新型になっていてNikon機入門用としては非常に良い製品」系の記事や評価が多かった。ここでずいぶん悩んだが、消費税が上がることを考えると多少無理してでもここで買わないと一生買う機会が出てくるとも思えなかった。
ので。価格.comで最安値を調べ、その中で東京圏内で店舗売しているところを探し、冬コミ資金をごっそりおろして買ってしまった(苦笑)。そしていじっているうちに満足できずに、NCレンズキットとか単焦点レンズまで買ってしまった。いやもう、操作しているだけで楽しくて仕方がない。Nikonのテクニック講座を見て、シャッター速度と絞りの関係を本気で勉強してはシャッターを切って「ほう、この設定だとこういう絵面になるのか」と悦に入る。当分はこれだけで満足できそうだ。