ノーコン・キッド〜僕らのゲーム史〜

ノーコン・キッド ~ぼくらのゲーム史~│テレビ東京
ドラマは普段見ないけど、懐ゲーメインの作りと聞いて見続けた。後半は人間ドラマになってしまったけどまあそれは致し方あるまい。幸か不幸か、ゲーム中の歴史は自分がリアルタイムに体験したものに近かったせいもあって、個人的にはそれなりに楽しめた。ゲーム史にあまり興味が無い人にとってはどうなんだろうか、と思うところはあるにはあったが(礼治とおやじの確執の回で使われているゲームがファンタジーゾーンというのは、知っている人にとっては憎い演出だったし)、まあ最初からターゲットユーザーではないからいいのか。
絶賛するほどではないけど、昔のあの頃を思い出させてくれて、さらに変にどろどろになる前にスッキリ終わらせてくれたのは、後腐れなくて嬉しい。そりゃまあ贅沢言えば「あのゲームが出て欲しかった!」とかあったけど、できるだけ当時の基板と筐体と上手いゲーマーを集めて収録したというから、それだけでも十分だろう。うん、悪くないドラマだった。