ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!

ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER)|公式サイト
期待違わず。スタッフは本当によくやってくれた。
新宿バルト9で見ることができた。BDも無事入手…まさかパンフまであるとは思わなかったけど。いやもう、作中の「わかっている感」がたまらない。イタリア戦車についてはCV系豆戦車しかよく知らなかったけど、今回で色々勉強にもなった。音響もねえ…最初の頃は「あれ、思ったより大したことねえなあ」と思っていたけど、戦車が動き出した途端に全周から響いてくる重低音(笑)。個人的にはもっと音量があっても全然良かったくらい。座席が少し後ろのほうだったから、後1回は行って音響的に最良のところで見てみたい。
しかしまあアンツィオが「気のいいヤンキー学校」だったとは思わなんだ(苦笑)。上映後の回りのコメントでも「柄悪かったなあw」という声がチラホラと。でもまあ、イタリア的家族?社会の再現と思えば悪くないかな。そんなことより戦車戦とイタリア飯に目が行きっぱなしだったし。そしてまさかのはっきゅう無双…全国の八九式ファンは「二度とありえないこの光景」と、バレー部ファンの「バレー部はすげえんだ!」という二重の思いに見事に答えてくれたと思う。願わくば、劇場版に出てくるであろう知波単学園バロン西から「日本戦車砲撃の真髄」*1を学んでさらなるレベルアップを図るシーンが見たいところ。歴女チームにスポット当てたのも良かった。というか「貴ちゃん」の時と「カエサル」の時の差異をしっかり演じ分けた声優さんGJ。
次は劇場版かあ…それが終わった後に二期の話(後世でもいいので)が出てくると個人的には嬉しいなあ。

*1:知波単学園の校風は「個別の技量は物凄いが、指揮官がダメなので負ける」という旧軍日本戦車部隊(自衛隊戦車部隊も似たようなものという声があるけど)の性格を引き継いでるらしい。