コミックマーケット86 二日目

例年になく二日目にはいつも行っているサークルさんがほぼ皆無で、東方系にもあまり興味がないので、最初に企業とコスプレ広場をみてゆっくり回ろうか…と思ったら、なんと会場で宝の地図を部屋に忘れてきた事が判明。どーしよーかと思ったが、とりあえず地図がいらない企業をざっと回った後にいったん部屋に戻り再出撃。電車の時間がうまくかみ合って1時間半程度で往復できた…メインで見たいサークルさんがなくて本当に良かった。東方系で好きなキャラがいる訳でもないので、ピコ手巡りと同じ感覚でざーっと見て回って気になったものを買うだけだからなあ。
コスプレ広場を見て回っていて「なんかスタッフによる会場管理が少ないなあ」と感じた。例えば、皆で撮影いていたときの10カウントとか、あからさまなローアングルや盗撮まがいの行為に対する監視行為とかが、薄いないしはほとんど見かけなかったからだ。妙だなと思って帰宅後に調べてみると、どうもコスプレで長物を許可した頃から「自己管理」の名の下でそれら管理行動を止めてしまったらしい。コミケの理念で考えるとどうにも腑に落ちないのだが、逆に考えると「コスプレによる犯罪行為の上昇はもはやスタッフの手に負えなくなったため、何かあったときにコスプレだけを排除する事で本来の「同人誌即売会」という場を守る」という予備的措置ではないかとも思える。ただ、もしこれが本当であれば、コミケにおけるコスプレ表現は本当に危ない状況であると、間接的に行っている事になるのだけど…。15:00前後についに空が我慢しきれず雨が降り出し、コスプレ広場から皆が退避しているのを見たときにはそこまで考えは至らなかったけど。