シャーリー(2)

え、第一巻て10年前なの!?と作者あとがきを見てめっちゃ驚く。まあ、考えてみたら俺がメイド好きになってもうずいぶんだもんなあ…。そら、それくらいは過ぎていたのか、と少し感傷的に。作品自体は、Fellowsやハルタで不定期連載されていたものなのでこの厚さになるまでそれくらいかかるのも致し方ないのか。ということは、第三巻はまた10年後?俺そしたらもう何歳だよ、まったく。
作品自体は相変わらず「小さな日常の出来事」を丁寧に駒におさめている感じで見ていてとても素晴らしいもの。このまま二人には年を重ねてもこの関係を続けて欲しいなあと思う。でもそれだとシャーリーは結婚とか恋愛とかもあまりないんだよなあ。時代的に20代に入ると行かず後家になるだろうしなあ。そこもベネットが面倒を見るのだろうか。