劇場版gdgd妖精s

劇場版gdgd妖精s(ぐだぐだふぇありーず)っていう映画はどうかな・・・?
この作品を劇場版にしてどーすんだよ、と突っ込みを入れつつも多少なりとも期待して見に行ってみた。劇場で他の客と一緒になって大笑いできたのは本当に久しぶり。細かい不満は色々あるけど、この「笑い」が実現できただけでも十分この映画の意味はあった。
基本的にはオンエア版のノリをそのまま劇場に持っていたと思えば良い。いつもの無茶なギャグや意味不明な展開もいつも通りで十分に笑える…んだが、予告でも何度か言及されているように「シリアス」な展開も確かに入っている。それもギャグの為のネタじゃなくてちゃんとした本筋として。正直言うとこれにかなり面食らってしまった。そらまあ低予算アニメとはいえ「劇場版」という看板を使う以上、カオスだけだったテレビオンエアのままでは駄目だというのは理解できるけど、「アドリブギャグ」と「シリアスストーリー」の温度差がとにかくひどくて、戸惑いが終始続いてしまった。。あと「でんぱ組.Inc」は頑張っていたのは分かるけど、やはりアドリブギャグはまだまだ修行が足りていなかった。
この先、この作品がどうなるかはさっぱり分からないけど、ルパンみたいに「季節SP」見たい程度で良いからニコニコ動画で定期定期に復活してもらえると個人的には嬉しい。
なお同時上映だった「なりヒロwww」は純粋につまらなかった。というかスベリ具合が本当にひどくて、仕方なく苦笑いをする程度。なんでこれを新作で作ろうとしたんだろうなあ。