ガッチャマン クラウズ

ガッチャマン クラウズ|日本テレビ
過去作消化(2013)。ガッチャマンである必要があったのか。
原作一部視聴。話題になってから録画してたので5話からの視聴。正直主人公とベルク・カッツェのテンションが高すぎて若干引き気味だったのは事実。ただ冷静に話の中身を見ていくと、「絶対正義の否定」と「集団合議の多数派善意」などとなかなか高尚なテーマを書こうとしていたのはわかった。というか、「東のエデン」とか「攻殻機動隊」の重いテーマを、思い切り性善説かつ前向きに書いた作品だなあと思ったり。そしてそれを超前向き(でも絶対正義じゃない)少女に演じさせるセンスは、二ヒリスティックなアニメ視聴者には嫌われるだろうけど、かなり勇気が必要だったろうと思う。そしてそれは一定の成果を出してたと思う。本当、今放映している「夜ノタイムボカン」もそうだけどここしばらくのタツノコはちゃんと大人視点のアニメを作っていて好感度は高い。
ただそうなると、やっぱり「これはガッチャマンである必要があったのだろうか」という疑問は大いに湧いてくる。1話から見てたらその辺りの答えはもう少しで安かったのだろうけど。まあ、ここまでオリジナリティが高いとそういうフックでもないと見てくれるお客さんは少なさそうだけどね。
そして始めて公式サイトを見に行ったら続編?らしきものの記事が。詳細が一切書かれていないけど、どうつなぐ気だろうか。