魔砲少女四号ちゃん（１）

魔砲少女四号ちゃん (1) (カドカワコミックス･エース)

「成恵の世界」が終わってしまってもう丸川さんの作品は読めないのかな、と思っていたら本屋でこれを発見。考えてみたら、今の兵器擬人化の原初の一つに近いところにある作品だったんだよな、これって。とはいえ作中作品がまさか単行本になるとはねえ。
そして内容は…いつも安心の丸川作品だった（苦笑）。他の兵器擬人化や魔法少女ものでは避けている「生死に関わるシリアス物」を、丸川さんは成恵の世界と同様に展開しているわけで、なんというかほっとした。着地点がどこになるのかわからない作品だけど、丸川さんの持ち味を消さずに長く細く続けて欲しい。あと、巻末のおまけ漫画もw