ガールズ&パンツァー リボンの武者(1)

野亀せ…じゃない野上さんのガルパンスピンオフ作品。まあ舞台設定とか見せ方はいかにも野上さんらしいよね、これ。ストパンの時もそうだったけど、本筋設定そのままを見せるんじゃなくて、自分のやりたい舞台設定を独自に作ってそこでキャラを動かすという見せ方。賛否両論はあるだろうけども、私としては世界観を積極的に広げるこういう手法は大いにあり。もともと公式自体が「みんな好きな高校て遊ぼうぜ」と煽るくらいだから、この作品はまさにそのお手本と言えるのかもしれない。
しかし、まさか本家キャラがここまで出てくるとは思わなかった。というかドゥーチェが出た第1話はちょうどOVA時期と被っていたのでゲストなんだろうなと思っていたのに、今日単行本見てみてると毎回準主役級で出てきているとは。もっと新しいキャラを作って、画面の隅っこに本編リンクキャラを置くものと思ってた。まあここまでフックにしないと流石にきついのかもしれないねえ。(映画もどんどん遅れてるし)
まあ作品自体は文句なく面白い。おそらく行っても5巻程度で終わると思うけど楽しませてほしい。