ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり(外伝3)黄昏の竜騎士伝説編

正直、表紙の絵を見たときに「今回は自衛隊の話ではないのか」とずっとスルーしてた。当然、先日発売された外伝4も購入できないわけで、致し方なく購入して読む。・・・まあ自衛隊の話ではないのは想定どおり。ただ、それ以上に作者としては主人公とエルフ娘をつなげていた第一巻からの因縁をどこかでまとめて片付けたかったんだな、というのは伝わった。おそらくこれをしっかり閉めないと続きを書くことができないと思ったんだろう。まあそこは仕方がない。話としては・・・つまらなくはないのだが、やっぱり「ゲート」という物語に期待する内容の多く(ファンタジー戦vs現代戦)がなくなってしまっている点は残念だ。続巻はそれが描かれているのだろうか。まあ近いうちに購入しよう。