名古屋最後の夜とオタク

気がついたら三ヶ月。最初はずいぶん先のことと思っていたがあっという間だった。せっかくこちらに来たから、ということで主な名所や名物はおおむねクリアした気がする。しかも、いわゆる名物だけでなく、地元だけで流通しているものもいろいろ話を聞いて食べることができた。その中でも「寿がきや味噌煮込みうどん(パック)」と「キリンラーメン」はまったく方向性は違うけどヒットだった。土産に買って帰ろう。
まあともあれ、いろんな意味で気付きのあった三ヶ月だった。そして自分自身がいかにオタクの生活にどっぷり使っていて、都会であることから情報収集を甘く見ていたのかと言うこともよく理解できた。地方の本気のオタクは、本当に自分から必死になって探さないと情報そのものが落ちてこない現実が良く見えた。正直、尊敬する。東京だと、街を歩くだけで勝手に情報から飛び込んできてたからそれが普通と感じていた。しかしこちらに来てそんな環境はレアケースであることを痛感。オタクと言う立場になって数十年経ったわけだけど、いまだにこういう気付きがあったことがうれしい。