<物語>シリーズ セカンドシーズン

過去作消化。美少女キャラを見ていなかった。
原作未読。まあ雰囲気的な絵作りをするシャフトらしい、そして相変わらずの内容である。違うのは、いろいろな物語に幕を引き始めた事…まあ実際このアニメ放映されたのが2013年下半期。ちょっと調べてみると、ファイナルシーズンが終わってなお、未だに続きがあるようで。人気シリーズだから編集サイドの意向なのか、作家本人の意向なのか、まあそこはわからないのだけど、こういう幕を引く準備をしつつ、結局幕が降り切らないというのはちょっとした未練にも感じる。
でもセカンドシーズン中はそれなりに話題になっていたことは覚えている。特に八九寺真宵のエピソードはネット界隈や同人界隈でも「残念」という言葉であちこち語られていた。まあ、今シーズンを(ようやく)見終えた感想で言えば、最終エピソードのほうがずっと印象深いのだけど。どうこういって、俺は貝木というキャラクターが「嫌な気分になりつつも気に入っていた」ので、あのラストは因果応報と思いつつも「こういうキャラをここで退場させるのか・・・」というちょっとしたショックでもあった。なんせ、この物語世界ではかなり特異なキャラクターだったし、それゆえに小さい世界の中でぬるい人外闘争をするなかで、人間としてビターな行動を取る珍しい立ち位置だったから。それに少なくともこの当時はこれで最終回だったわけで、彼の行動に注目するかしないかで「ああ、いい最終回だった」か「え、ここで終わり?」と明確に分かれてしまったいたに違いない。・・・まあ放送日が12/29。冬コミ真っ最中。にもかかわらず、彼の最期について会場で噂でも会話でも聞いた記憶は微塵もない。てことは…まあ大半の人は「千石撫子が助かってよかった」だったのだろうなあ。
少し調べると、この直後から始まる別の物語シリーズがあり、アニメ化もされているようだ。もしかしたら手元の「撮りっぱなしライブラリ」に埋もれているかもしれんから探してみるか。そこで貝木について一言でも言及があれば嬉しいのだが。