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俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。(01)

俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。 1 (BUNCH COMICS)

俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。 1 (BUNCH COMICS)

ネットで少し話題になっていたので書店で見つけて買ってみた。先に言っておくとたぶん第2巻は買わない。
絵柄は正直2000年以前に流行った絵柄を髣髴とさせる。狙ってやっているのか、これが作者の絵柄なのかは分からないが、物語自身が1900年代であることを考えれば結果としてはそう悪くないと思う。ただ、やはり1ページに複数のプロレスネタというペースはさすがに疲れる。自分も似たような時代を生きていたので、ここに書かれていることのいくつかは耳にしたことはある。それにオタクってのはこういうものというもの分かる・・・が、さすがにこの密度は「うざい」という感覚に至る前に「疲れる」のだ。
どれもこれも物語の主題につながるほぼ史実の話だ。てことは、必然的にこれらを読まなくてはいけない。読まずに進めると、話のほとんどを吹っ飛ばして「ツンデレ隠れプロレスオタ少女が、外交的熱血プロレスオタに隠れをやめさせられる話」しか残らない。そしてガッツりとテキストを読んで飽きない人は、たぶん普通にプロレス好きだ。つまり、この時点で客層が分かれてしまう。いや、作者たちが色々興味がない人に漫画表現で引っ張り込もうとしているのは分かる、ただ小食和食主義の人が、いきなり油たっぷり牛肉大量を無理矢理食わされて喜ぶ人はいないだろう。これはそういう話と思えた。