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ガールズ&パンツァー劇場版、と映画館

ということでいい加減感想を書こうと思ったけど、ネタバレ気にしなくて良い今の時期でも、自分として言いたい感想が多すぎてまるでまとまらない。なので、今は別の話をする。映画館のこと。
国内オリジナル作品で、音響重視で、ヒャッハーお祭り映画という本作は、おそらく国内映画館の技術スタッフにとっても好きに遊べる面白い作品になっているんではないかと思う(それこそ「ガルパンで遊ぶ」という方針を貫き通して今の盛況を導いた大洗町のように)。で、実際をその幾つかを楽しませてもらっているわけで、「映画館で映画を見る」ということがコレほど面白いことなのかと初めて自覚している。

  • 通常の小〜中規模劇場

1回だけ。見に行ったのはサンシャインシネマ系列。まさに「箱」という感じで、悪く言えば「学校の視聴覚室の上位版」。他の劇場を知らず、一番最初がここだったら「こんなもんか」程度で二回目は見に行かなかったろう。

  • 立川シネマa-studio、b-studio

aスタは10回以上、bスタは1回。「極上爆音」の冠は伊達じゃない。最高すぎる。両方共ウーファー含む低音も、甲高い音も見事にバランスよく収められていて、「座席が動かないのにムービングシート」とか「床の底から大爆発」とか表現する言葉に困るくらい。2つのスタジオは明らかに味付けが違っていて、aスタはまさに目の前でドンパチやっている臨場感。bスタは観客席から俯瞰で眺めている感じ。どちらも極上であることには違いないが、これだけ味付けが違うと人によって好みも随分違ってくると思う。とはいえ、個人的にはやはりaスタかな。また見に行きたい。

多分3回くらい。大きな作品の多くが旗艦劇場にするバルト9。こちらの音響は立川のような暴力的なものとは正反対で、非常に丁寧で包み込む感じ。勿論声質が違うというだけであって、音響の品質は非常に高い。違いを言えば立川がロック・メタルなら、バルト9はクラシックだ。スクリーンは非常に大きく座席も多い。おそらくいちばんゆったりとした気分で作品を楽しめると思う。気楽に見るならここが一番かもしれない。

  • 4DX

チケットを取れる気がしなかったが、たまたま平日に別件で有給をとったその日にチケが取れた。これは映画鑑賞ではなくまさにアトラクション。故に、最低一回は普通の映画館で作品を見てから行くことを極めて強く推奨する。だって、作品をじっくり眺めている暇がないもの(苦笑)。各種演出強度のさじ加減は、おそらく基本的な譜面を元に各映画館で調整しているのだろうと思う。そしてそれを体感している真っ最中は「ジェットコースターに乗って何故か笑顔が止まらない」というのとまったく同じ状態になった。ネットを見ていると「車酔いした」「尿意と戦うのが大変」という話もあったが、まあそれも理解できなくもない。視聴前にトイレに行ってじっくり水分を絞り出し、シートに深く座ってできるだけ挙動と一体化することが良いと思う。

  • ULTIRA(ウルティラ)

イオンシネマ系列でやっているという「音響と映像に徹底的にこだわった」というシステム。幕張新都心でしかやっていないと聞いて遠いなあ…と思いはしたものの、まあ日帰りできない距離じゃないしと軽い気持ちで予約したらその日に取れてしまったので行った。このシステムの感想は「中規模以下の映画館でそれなりに設備に投資する気があるならば、一番良い選択肢」かな。バルト9のような広さも、立川のような極上爆音もないのだが、壁いっぱいに広がる巨大なスクリーンはそれだけでも驚きだ(中小規模の劇場で壁いっぱいのスクリーンを言い換えれば、家のリビングの一番壁が広い場所いっぱいにスクリーン広げて、それを至近距離で見る感覚だ)。やたら大きく見えることで擬似的に解像度も高くなったせいか、すでにさんざん見ているはずの映像の中に新しい発見があったほど。音響も十分素晴らしい。このシステム自体はまだ少ししか無いみたいだけど、中規模劇場ならむしろこれをスタンダードにして展開するのがいいのではないかと思う。

  • 4dxエクストリーム、imm、塚口サンサン劇場

…これらも見に行きたいけど、流石に無理だろうなあ。